リハビリに出向いていますデイケアでも、本日のお昼ご飯は「七夕そうめん」です。
七夕の行事食は「そうめん」ですが、意外に知られていないようで、数日前の『讀賣新聞』朝刊でも取り上げられていました。
千年も前から七夕の行事食となっていました。節供に旬のものを食べ、邪気を祓ったり無病息災を願ったりする風習がたくさんありますが、夏においしいそうめんもそのひとつ。暑さで食欲が減退するこの時期にぴったりで、天の川や織姫の織り糸に見立てることもできます。
そうめんのルーツは、中国伝来の「索餅」(さくべい)という小麦粉料理だといわれています。索には縄をなうという意味があり、縄のようにあんだ小麦粉のお菓子のようなものだと考えられています。古代中国に「7月7日に死んだ帝の子が霊鬼神となって熱病を流行らせた。そこで、その子の好物だった索餅を供えて祀るようになったことから、7月7日に索餅を食べると1年間無病息災で過ごせる」という伝説があり、奈良時代に索餅が日本に伝えられると、麦の収穫期に麦餅を作る風習とともに宮中行事に取り入れられ、一般にも広がっていきました。やがて、索餅はそうめんへと変化し、七夕にそうめんを食べるようになりました。
具材のひとつとして夏野菜の<オクラ>を輪切りにすると切り口が星の形になり、天の川に見立てた「そうめん」に彩りが添えられる感じです。
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投稿日 2019-07-07 14:54
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2019-07-07 15:48
ワオ!と言っているユーザー