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- 大型パラボラアンテナ@宇宙航空研究開発機構(JAXA)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、長野県佐久市前山で建設中の新しい美笹深宇宙探査用地上局の大型パラボラアンテナを地元関係者に公開しました。
アンテナは反射鏡の据え付け工事が終わり、白く雄大な外観を現しています。来年12月に小惑星探査機 「はやぶさ2」 と交信して試験運用を始めることを目指しています。
新アンテナは、臼田宇宙空間観測所(佐久市上小田切)にある老朽化した直径64メートルの現アンテナの後継になります。直径54メートルとやや小ぶりですが、現行のものより高い通信周波数帯を備え、受信性能の向上を図っています。
小惑星「リュウグウ」の試料採取に挑む「はやぶさ2」のほか、10月に打ち上げられた 水星探査機「みお」 と交信する役割を担います。製造した三菱電機によると、重さ約2200トンで、日光や風の影響で精度を落とさないよう、さまざまな工夫を施したといいます。
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