共同制作「七夕飾り(笹飾り)」@フローラルヴィラ垂水
7月
5日
七夕は、遊んでばかりで働かなくなった織姫と彦星を戒め、働くことを条件に年に一度だけ再会することが許された「七夕伝説」をもとに、技芸の上達を願う「乞巧奠(きっこうでん)」が生まれ、日本古来の「棚機つ女(たなばたつめ)」の伝説や、「お盆前の清めの風習」などが結びついて現在のようなかたちになりました。
いずれも祈りや願いがテーマとなっており、それを具現化したものが七夕飾り(笹飾り)です。笹竹は天の神様が依りつくところ(依り代)とされているので、願いを込めた飾りものを笹竹につるし、天に向かって掲げるわけです。
短冊に願い事を書くのは、「乞巧奠」に由来します。「乞巧奠」では、貴族が手芸、詩歌、管弦楽、文字などの上達を願い、梶の葉に文字を綴っていました。
現在のような七夕飾り(笹飾り)になったのは江戸時代だといわれています。とりわけ江戸時代は寺子屋が増えたため、習字や習い事の上達を願う行事として親しまれ、短冊に願い事を書くことが広がっていきました。
皆さんの「願い事をよんでいくなか、私の思いと同様の願い事「あるけますように」と書かれている短冊を見つけました。同じ思いでリハビリに励まれている方がおられるようでした。
投稿日 2018-07-05 14:58
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2018-07-05 16:08
ワオ!と言っているユーザー