お茶菓子(73)<ブロードランド>@モロゾフ
6月
4日
「フィナンシェ」は、フランス語で「金融家」・「金持ち」等の意味があり、「フィナンシエ型」と呼ばれる小さな台形の金型で作られた菓子の形が、色・形において金塊に似ているからとも、サン=ドゥニ通りの菓子職人ラヌが考案し、パリ証券取引所周辺の金融街から忙しい合間に食べるのにちょうどいいということで広まったからともいわれてます。
「マドレーヌ」の発祥については、諸説あるようですが、その一つに召使をしていた<マドレーヌ>がありあわせの材料と厨房にあったホタテの貝殻を使って祖母から教わった菓子を作った、という話があり。本製品も貝殻模様がなされています。隠し味の洋酒(ブランディ?)がほんのりと口の中に広がり、おいしくいただきました。