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<グーグルロゴ>(46)「ジョルジュ・メリエスを称えて」

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<グーグルロゴ>(46)「ジョ...
本日の<グーグルロゴ>は、フランスの映画製作者で映画の創成期に様々な特殊撮影を開発した「ジョルジュ・メリエスを称えて」になっています。

彼の生涯は(「1861年12月8日~1938年1月21日)ですので、5月3日は関連していませんが、「極地征服」が公開されたのが、1912年の5月3日です。

「映画」は19世紀後半に<エジソン>が自動映像販売機「キネトスコープ」を発明、公開(1891年)したことで広まっていきます。「キネトスコープ」は箱を覗き込む形式でしたが、その後、<リュミエール兄弟> がスクリーンへと投射する現在の映写方式である「シネマトグラフ」を開発。

マジシャンであり劇場主でもあったので、マジシャンのプロデュースや道具の作成、新しいマジックの考案なども行なっていました。
そんな時に、リュミエール兄弟の「シネマトグラフ」のショートフィルムを見て、自身の劇場に取り入れようと考えました。ところが、撮影用のカメラが高額であったため、まずは映写機とフィルムを入手し、そこから技術者の力も借りながら、自身でカメラの作成を開始しました。

特に有名な作品が1902年の「月世界旅行」です。初めて物語構成を持たせ、複数のシーンで構成された映像作品であり、「初のSF映画」と言われています。
その他、1904年の「生きているトランプ」や「不可能を通る旅」、それから1912年の「極地征服」も代表作に挙げられます。これらの作品では、彼の考案した特殊撮影が用いられています。

撮影開始からしばらくは映像の興行もうまくいっていましたが、1910年頃から少しずつ悪化。1913年に破産してしまいます。
翌年の1914年には、第一次世界大戦も始まり、それに伴い劇場も閉鎖。その後は、忘れられた存在となりますが、1930年頃になると、再評価されるようになりました。再評価後、再度映画製作を試みますが、実現されることはありませんでした。
#ブログ #映画

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