「クリオネ」@神戸市立須磨海浜水族園
2月
1日
クリオネは翼足(よくそく)と呼ばれる翼のように見える体の一部をはばたくようにして泳ぐ様子から「流氷の妖精」、「海の天使」などと呼ばれています。
日本では、オホーツク海沿岸で流氷が接岸する時期(1月下旬~3月)に見られることが多く、大きさが1~3センチメートル程度と非常に小さいものの、透明な体を揺らしてふわふわと泳ぐ。その一方で、クリオネは獰猛な肉食で「バッカルコーン」と呼ばれる6本の触手を頭部から伸ばし、同じ巻貝の仲間である「ミジンウキマイマイ」を捕食します。
とても神秘的でかわいらしく、見ているだけで心癒される海洋生物です。今年は当園で撮影した、クリオネがミジンウキマイマイを襲い、捕食する様子を収めた写真もあわせて展示されています。