神戸ご当地(820)開院「県立粒子線医療センター付属神戸陽子線センター」
12月
4日
県によると、小児がんは、放射線治療から数年後に不妊や発育障害などの合併症が出ることがあり、粒子線治療は、がん細胞に直接照射するため、そうしたリスクを減らせるとして期待されています。
センターでは粒子線治療のうち水素の原子核(陽子)を使う陽子線治療を行ないます。年間で最大120人の小児がん患者の受け入れが可能。成人のがん患者も利用できます。全国の小児がんの発症者数は年間約3千人で、うち約700人は陽子線治療が有効という。
鉄筋コンクリート4階建て、延べ床面積約5900平方メートル。陽子線を照射する装置を備えた照射室は2室あり、一つが小児専用。壁に魚のイラストが描かれるなど内装も子供向けになっています。