<女王>からのおすそ分け【ハッサク】@立ち呑み「しゅう」
4月
14日
【ハッサク】は江戸時代の1860(万延元)年、広島県因島市の「恵日山浄土寺」で発見された日本原産の柑橘で、「ブンタン」の雑種と考えられています。
【ハッサク(八朔)】という名は「八月朔日」の省略形で、旧暦の8月1日を指す言葉ですが、この頃になると食べられると和尚が言ったのが名称になっています。
実際はまだ実も大きくなくて食べるのに適しておらず、旬は1月~4月頃、3月以降は酸味も落ち着いて食べやすくなります。
黄橙色の外皮は厚く、また袋のじょうのう膜も厚いので、剥いて果肉だけを食べることになりますが、やや面倒な果物のひとつです。