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- ファルコン昆虫記(762)レースのような翅【チャバネカゲロウ】
体長10ミリ弱の小さな体形の【チャバネカゲロウ】は、アミカゲロウ目(脈翅目)ヒメカゲロウ科に分類され、茶褐色の半透明の翅を持ち、腹部が透き通って見えています。
幼虫は肉食性で、主に「アブラムシ」などを餌とする益虫です。
特に同じアメカゲロウ目の「ウスバカゲロウ」の幼虫は砂地にすり鉢状の巣を作り、「蟻」や他の小型の虫を捕食するために「アリジゴク」の別名で有名です。
成虫は4月~10月頃を活動期として種々の草木に発生、一般的には夜間性です。
英名では「Lacewings」と呼ばれるように、綺麗なレースのような薄い翅が特徴的です。
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