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神戸:ファルコンの散歩メモ

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<生け花>(175)【嵯峨御流】@山陽東須磨駅改札口横

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<生け花>(175)【嵯峨御流...
今回の<佐々木房甫>先生の作品は、 「トクサ(木賊)」 が左上部に長く伸び、青紫色の「リモニウム(スターチス)」、黄色い中輪の「菊」と白い「小菊」、小さな葉の枝物での構成です。

「菊」はもとより、「木賊刈る」は秋の季語ですので、さすが歳時記的に先生は素材を選ばれているのだと感心しました。

  < とくさ刈る その原山の 間より みがき出でめる 秋の夜の月  >  源仲政

歌が詠まれた平安時代には、「トクサ」を刈って生計を立てていた人たちがいたはずで、秋の夜の静かな光景よりも、月を愛でる貴族と土にまみれる平民の身分の差を感じる歌です。
#アート #伝統 #文化 #芸術

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birdy
birdyさんからコメント
投稿日 2014-11-02 16:32

なるほど。

でも、あのトクサの直線加減、方向がイマイチ好きじゃないです。

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-11-02 17:17

方向性も何か意図があると思いますが、門外漢には??です・・・。 (苦笑)

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Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2014-11-02 22:32

お花器の色具合が季節を表してますね。

比較的落ち着いた雰囲気が多い流派と思いますが、
これは少しやんちゃが顔を見せてますね・・・(*^^)v

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-11-03 06:21

「嵯峨御流」の先生方の作品を数多く見てきていますが、この佐々木先生は割と斬新な傾向があるようで、わたしは好きな作風です。

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モンブラン
モンブランさんからコメント
投稿日 2014-11-03 14:28

とくさ、面白いですよね♪昔は乾燥させてヤスリに使っていたようですが、今も、横笛や、笙の口に当たるところは、とくさで磨くみたいです。花ぜんたいで秋の里山を表されているのでしょうか?とくさ刈るは、秋の季語ですが、俳句いがいあまり使わなくなった言葉ですね!平安時代までさかのぼられるファルコンさんの教養に今さらながら脱帽です

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2014-11-03 14:35

トクサ、おもしろい姿ですが、数がそろうと存在感がる景色になりますね。
少し竹をもい出させる姿に、日本的なイメージが強い植物だと思います。

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