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今年の読書(143)『生、なお恐るべし』アーバン・ウェイト(新潮文庫)

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今年の読書(143)『生、なお...
タイトルに興味を持ち手にした文庫本ですが、発刊は2011年8月でした。
著者の経歴を見ますと、ブログルの<PSP>があるシアトル出身でしたので、何かの縁かなと読みました。

主人公の<ハント>は、カナダ国境の近くに妻の<ノーラ>と住み、競争馬の飼育をしながら、麻薬密売の運び屋をしています。
ある日、深夜に飛行機から落とされた荷を回収する際、保安官補の<ドレイク>に発見され、回収は失敗に終わり逃亡生活が始まります。

保安官だった<ドレイク>の父親も、麻薬取引で刑務所で刑期を務めている背景があり、麻薬が手に入らない組織は殺し屋<グレディー>を麻薬の回収に当たらせ、<ハント>を殺しにかかるのですが・・・。

<グレディー>の異常なまでの殺戮場面が描かれている反面、前科者の<ハント>の落ち着いた行動、保安官補<ドレイク>の父親に対する家族愛とが交差する構成で、ハードな内容ですが、終わり方に一抹の希望が残り楽しめました。
#エッセイ #コラム #本 #詩 #読書

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エメラルド
エメラルドさんからコメント
投稿日 2013-11-27 09:43

シアトル出身の作家さんと聞いては読まない訳には参りませぬ〜。(^_^)

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ファルコン
ファルコンさんからコメント
投稿日 2013-11-27 18:46

わたしも、シアトルの描写が多いのかと期待して読みました。
あまり市内のことは詳しく書かれていませんでしたが、地域性はよく理解できました。

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