体長としては20ミリ程度ですが、体に比べて脚の長い【スジボソハシリグモ】です。
クモ目キシダグモ科に分類されるハシリグモで、その名の通り素早く走れるようにしっかりとした歩脚を持ち、地上を歩きまわり獲物を探す徘徊性の蜘蛛です。
キシダグモ科の名前は、蜘蛛の研究の先駆者<岸田久吉>に献じて付けられた名称です。
全体に縦長で長く伸びた脚を持ち、さらにそれを四方に伸ばしている姿が特徴的です。
頭胸部・腹部共に素直な形で、いずれも縦長で楕円形に近く、上に盛りあがることもありません。
歩脚は度の脚もよく発達しており、特に短い脚もなく、脚の配置は前向き2本後ろ向き2本の前行性ですが、第三脚がやや横を向いています。
オスが獲物を獲り、これに糸を巻いて塊にしたモノをメスに口移しのようにして求愛行為をする、いわゆる<婚姻給餌>を行います。
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投稿日 2013-06-30 18:20
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2013-07-01 03:26
ワオ!と言っているユーザー