<マリア・コリア・マチャド>さんオスロ入り
12月
12日
11日、今年のノーベル平和賞受賞者の南米ベネズエラ野党指導者<マリア・マチャド>さん(58)が、ノルウェーの首都オスロに到着しています。今年1月以来約11カ月ぶりに公の場に姿を現し、ホテルのバルコニーから支持者らに挨拶しました。
その後、反米左派マドゥロ政権による「独裁」の終結を記者団に訴えています。政権に迫害され身を隠していた<マリア・マチャド>さんは10日に行われた授賞式を欠席していました。
オスロからの報道によりますと、<マリア・マチャド>さんは「私がここに来るため命を危険にさらした多くの人々に感謝したい」と表明。出国の詳しい経緯は明かしませんでしたが、「米政府から助力を得た」とし、「国民を代表して平和賞を受け取るために来た。適切な時期に国に持って帰る」と語っています。今後の動向は不透明です。
出国すれば逃亡罪に問われる立場だけに、いつどのようにして帰国するかは触れず、「できる限り早く(マドゥロ政権の)独裁を終わらせ、ベネズエラに自由をもたらしたい」と語りました。








kito
田中 久史
yumirou