「1ドル=159円57銭~159円59銭」
4月
29日
28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続落し、前日比20銭円安・ドル高の「1ドル=159円55〜65銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=159円77銭」、高値は「1ドル=159円42銭」でした。
ホルムズ海峡の開放が実現してから核問題を交渉するというイランの新提案に対し、トランプ米大統領は懐疑的だとの見方を複数のメディアが伝えています。市場では、米国とイランともに協議への意欲が薄れているようにみられ、先が読みにくく、イラン情勢を巡る不透明感が強く、基軸通貨であるドルに買いが入りました。
28日の米原油先物市場でWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の期近6月物は一時「1バレル=101ドル台後半」と、期近物として約2週間ぶりの高値を付けました。エネルギーを輸入に頼る日本の貿易収支の悪化につながるとの見方が引き続き円売りを促しています。
円の下値は堅く、日銀は28日まで開いた金融政策決定会合で政策金利を据え置きを決定しましたが、反対票を投じて利上げを提案した審議委員が前回の1人から3人に増えています。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では2026年度と2027年度の消費者物価指数(CPI)の上昇率の見通しを引き上げました。
市場では、日銀は金融政策の正常化に取り組む姿勢を改めて表明し、次回6月の会合での利上げの可能性に向けた地ならしとなったようで、日銀の利上げ観測は円を支えています。
米連邦準備理事会(FRB)は29日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を公表します。原油高がインフレに与える影響を見極める間は政策金利を据え置くとみられています。そのなかで5月に議長としての任期を終える<パウエル議長>の記者会見が注目されています。









