《襍・/・囈“叛逆のろれつ;国会質疑等”❖’22-90》

《襍・/・囈“叛逆のろれつ;国...
《国会質疑の通信社・TV・新聞報道???❖’22/10/17》
家人と話していると、地上波の報道・新聞報道に違和感を持った。
而して現在のネット情報を含めてみると報道内容が各社殊更切り取り的。
印象操作が行われているとしか思えない。
現行放送法4条は、放送事業者が放送番組の編集にあたり、
(1)公安及び善良な風俗を害しないこと
(2)政治的に公平であること
(3)報道は事実をまげないですること
(4)意見が対立する問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。
以上4項目は、報道という観点からすれば至極当然の事と言える。
だが既存の地上波TVは、切り取り偏向・印象操作をしているとしか思えない。
政府の検討する「放送規制改革」の内容や国会・通信・放送事業者の主張はさておき、
政治的公平原則(フェアネスドクトリン)を撤廃したアメリカでは、
放送局の偏った主張の展開が可能となり、その影響でフェイクニュースが社会分断を助長する結果となった。
諸問題が在るだろうが、民放・NHKが同じ立場のように論じているのも可怪しい。
今やNHKは公共放送と言えなくなっている。報道部門だけで国が管理すればいい。
NHKの報道は、切り取り偏向・印象操作を行っているとしか思えない。
報道は、真実・ありのままを実直に伝えて欲しい。判断するのは受信者だから。
10月17日の衆院予算委員会での自民党萩生田光一政調会長の質問報道にも呆れた。
衆院予算委員会で自民党の萩生田光一政調会長が質問した安全保障問題。
緊急の課題、中国がわが国の排他的経済水域(EEZ)内に5発の弾道ミサイルを着弾させた問題や、
北朝鮮がかつてない頻度でミサイル発射訓練を実施している件を取り上げ、抑止力について訴えた。
「こうした行為にただ抗議を繰り返すだけでは、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことはできない。
必要なのは言葉ではなく抑止力だ。
撃つなら撃つぞという能力を明確に示すことで、わが国へのミサイル攻撃を抑止する」
質疑応答の一部だが、報道する放送事業者は報道優先順位を間違えていた(印象操作だ)。
岸田文雄首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり、
宗教法人法に基づく調査を指示した件を切り取り流していたTV各局。国の安全議論は何処に??
又、視聴者を誘導するテレビの危険性も垣間見る。テレ朝・玉川徹氏「政治的意図」発言だ。
安倍晋三元首相の「国葬(国葬儀)」(9月27日)における菅義偉前首相の弔辞について、
「当然、これ電通入ってますからね」と、まったくのデマをテレビで吹聴した。
それらの発言で、出勤停止の懲戒処分。処分明けの19日、番組冒頭で改めて説明・謝罪をしていたが、
ここで謝罪したのは電通と菅氏に対してだけ。謝罪させたTV局自体にも問題がある。
玉川発言で最も問題視すべき文言は、次の箇所だろう。
「僕は演出側の人間ですから、テレビのディレクターをやってきましたから、それはそういう風につくりますよ。
当然ながら。政治的意図がにおわないように制作者としては考えますよ」
玉川氏は、ディレクターや制作者として「政治的意図がにおわないように」、、、!?!
視聴者を特定の方向に誘導しようとしていたと「自白」したようなものだ。
この点についての言及がまったくないのは、不可思議を通り越して怒りを覚える。
「政治的意図がにおわないように」、テレビ情報をうのみにする危険性を反省すべきだ。

あきれた日本の大メディア報道の腐敗「分析=日本が2027年をめどに再軍備急ぐ―中国の台湾への野望」
10月19日の朝、ロイターの(ネット・英語版)が、こんな見出しの記事を掲載した。
記事の概要は、16日から中国・北京で共産党大会が開かれるなか、
日本は、5年後(27年)の次の党大会までの間に起こる可能性のある
東アジアでの戦争(=中国の台湾侵攻から始まる)を抑止するため、
第二次世界大戦以降で最大の軍備増強に着手する。
ロイターの記事は、日本の大転換を詳述した重要な内容である。
しかし、同日夕方になっても、日本語訳はアップされない。
日本人研究者、防衛省関係者のコメントが載り、日本人記者2人の記名記事なのに??
わが国においては、外国メディアですら「軍事を横に置く」傾向が強い。
純日本国内のマスメディアと言えば更に更にお粗末この上ない。
世界中各所が、緊張している。とりわけ東アジアが一触即発に向かう、という中にあって、
「統一教会ガー」と・・・のんきな事柄に終始している。実に心配だ。
17日の衆院予算委員会で、自民党の萩生田光一政調会長は、
中国の弾道ミサイル撃ち込み、北朝鮮も弾道ミサイル発射の頻度を上げているいま、
「安倍総理がご存命ならどうされていただろうか、と思わない日はありません」と、
安倍晋三元首相の不在を嘆いていた。
萩生田氏は更に、ジョー・バイデン米政権が先週発表した「国家安全保障戦略」に触れ、
「最も差し迫った課題は、権威主義的な大国による国際平和と安定への挑戦だ」と明記したと強調した。
さらに、「(中国や北朝鮮に対して)抗議を繰り返すだけでは、
国民の命と平和な暮らしを守りぬくことはできません。
必要なのは、言葉ではなく抑止力であります。
『撃つなら撃つぞ』という能力を明確に示すことで、わが国へのミサイル攻撃を抑止する。
これこそが、国民の命と暮らしを守る道」と言い切っている。と萩生田氏は語った。
与党の幹部が、殊更明瞭に我が国の危機的現状と、国防現実論を国会で述べた!!
萩生田氏よ、よくぞ言った、と感慨あった。
だが、直後の時事通信ネット版では、萩生田氏の質疑を〝速報〟していたのだが??
「旧統一教会との関係陳謝 自民・萩生田氏」、との発信文面にあぜんとした。
安倍元首相の側近中側近であった萩生田氏の「ミサイル抑止」の提言は紹介せず。
何故に「統一教会」??今の地上波TV局の悪質と思える虚偽報道、辟易する。
そんな中、米国ではアントニー・ブリンケン国務長官が、台湾危機に関する重要発言をした。
カリフォルニア州のスタンフォード大学で17日に開かれたイベントで、
ブリンケン氏は「中国の台湾に対するアプローチには近年変化があった」と発言した。
中国は「現状維持は、もはや受け入れられないという基本的な決定を下しており、
かなり急ピッチなタイムラインで統一を目指す決意を固めている」という認識を示した。
それでも、日本の国会内では、「国葬が・・」「統一教会が・・」と、情けない。
日本を取り巻く海環境、海上保安庁と海上自衛隊、二者の連携に関心を持つが???
縦割り行政にも疑問を持つ。何故に日本の安全保障が国会の場に上がらないのか??
日頃不思議に思うのが、海保法の改正。而して海保を公明党の大臣で占めている???
管轄を国交省ではなく自衛隊と連携し、他国の海上警察の様に武器使用を認めるべきだ。
16日のフジテレビ系「日曜報道THE PRIME」放送中にアンケート調査をした由。
日本は「強力な反撃能力が必要」と答えた人が、87%を超えた由。
サンプル数5万超の調査だとか、「国民の声」と言えよう。岸田文雄首相、検討してください。

「令和肆年(皇紀2682年)10月21日、記」

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《襍・/・囈“忘備録;10月中旬の初見”❖’22-89》

《襍・/・囈“忘備録;10月中...
《温故知新“神嘗祭”❖’22/10/17》
神嘗祭;1947(昭和22)年までの祭日。天皇が、その年の新穀を伊勢神宮に奉納する祭。
1871年に定められた時点では9月17日であったが、1879年にこの日に改められた。
鎮魂祭や献上米のお供え、天神地祇へのご奉告や神々との共食が行われるのが新嘗祭。
神嘗祭・大嘗祭、新嘗祭とはどのような行事で何処が違うのか?仔細は、略。
勤労感謝の日が、新嘗祭の日なのだが由来や歴史を学んで見ると日本を思える事柄。
「神嘗祭」「大嘗祭」という祭祀を今年は、思いを寄せた(自分的)。
神嘗祭(かんなめさい)とは、宮中祭祀のひとつにあたる大祭。
新嘗祭と同じように五穀豊穣を神々に感謝するために毎年10月17日に行われ祭り。
神嘗祭は、もともと天照大御神を祀る伊勢神宮で持統天皇が始めた祭祀に由。
新嘗祭と神嘗祭の違いは、 新嘗祭が、収穫した五穀を天神地祇といわれる神々に供え、
それを天神地祇と天皇自身に食べてもらう儀式。
対し神嘗祭の五穀は、天照大御神のみに供える事らしい。
神嘗祭のときに、天皇は五穀を口にしない。新嘗祭は宮中と全国の神社で行われるが、
神嘗祭は神宮で行われる祭事。
大嘗祭(だいじょうさい)も宮中祭祀の重要な祭だが毎年行われる祭事ではない。
新天皇「即位の礼」の後に初めて行う新嘗祭のことを意味する。
大嘗祭は11月にくる2回目、もしくは3回目の卯(う)の日に行うことが慣例。
大嘗祭では「大嘗宮(だいじょうきゅう)」という祭場を大嘗祭の為だけに新設される。
多くの参列者と盛大に行う会食「大響の儀」を開く等、祭りの規模はかなり大きい。
宗教性が強く国事行為とはされないが、天皇陛下の皇位継承、一世に一度だけの祭事。
食を大切にするという日本古来からある伝統行事であり、根底は、国民すべてに及ぶ。
収穫の秋、食に感謝と敬意を持つ而して”米”は、日本の大切な伝統的文化に他ならない。
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---以下、伊勢志摩経済新聞HPより転載---

伊勢神宮125社で執り行われている「神嘗祭(かんなめさい)」で2017年10月15日~17日の3日間、天皇皇后両陛下の長女・黒田清子さんが神宮祭主となって初の祭典奉仕を行った。

五穀豊穣(ほうじょう)、国家繁栄、世界平和を願う神嘗祭は、今年の初穂(新穀)を神にささげ感謝する祭典で「神嘗正月」「神宮の正月」とも呼ばれ、伊勢神宮で執り行われる年間1600余りの祭典の中で最も重要とされる。10月15日から25日までに正宮、別宮、摂社、末社125社で執り行われる。
6月19日付で伊勢神宮祭主となった黒田さんは、内宮(ないくう)で15日17時から無事に祭典が行われるようにと「興玉神祭(おきたましんさい)」、神職が祭典奉仕をしてもいいかどうかを占う「御卜(みうら)」、同日外宮(げくう)で22時から、アワビや伊勢エビなど約30品目の神饌(しんせん)が並ぶ「由貴夕大御饌祭(ゆきのゆうべのおおみけさい)」を。16日2時からは「由貴朝大御饌祭(ゆきのあしたのおおみけさい)」、12時から天皇陛下からの幣帛(へいはく)を奉納する「奉幣(ほうへい)」、18時から「御神楽(みかぐら)」、続いて16日~17日にも内宮で一連の同じ祭典が執り行われる。
黒田祭主が3日間奉仕した祭典は、3日とも雨だった。日本文化を伝え実践するセミナーなどを企画・開催するNPO法人五十鈴塾(伊勢市宇治浦田)の橋爪貴子さんは「3日間とも雨だったことはこれまで記憶にない。新祭主となってのお清めの雨、恵みの雨」と笑みを浮かべる。
神嘗祭を奉拝するために訪れたという東京都江戸川区在住の尾澤かほるさんは「黒田祭主のお姿を拝見して感動して涙が出た。故郷に帰ってきたような感覚で、ホテルに帰ってからも涙が出続けた」と感想を話した。
黒田さんは、2012年4月26日から2013年10月6日まで臨時祭主に就任し、当時祭主だった天皇陛下の姉・池田厚子さん(祭主就任期間=1988年10月28日~2017年6月19日)の下、第62回神宮式年遷宮に関連する祭典奉仕などを補佐された。
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「令和肆年(皇紀2682年)10月19日、記」



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《襍・/・囈“忘備録;10月中旬の里地で”❖’22-88》

ヤクシソウ(薬師草)  キク科... ヤクシソウ(薬師草)  キク科(Asteraceae/Compositae)
学名:Youngia denticulata (Houtt.) Kitam.
別名:チチクサ(乳草)

ユキヤナギ(雪柳) バラ科(R... ユキヤナギ(雪柳) バラ科(Rosaceae)
学名:Spiraea thunbergii Siebold ex Blume
別名: コゴメヤナギ(小米柳)、コゴメバナ(小米花)、コゴメザクラ(小米桜)
《植物(49)泉の森の今“暫く振りの野草”❖’22/10/15》
ヤクシソウ(薬師草);
ヤクシソウ(薬師草)は、木々が葉を落とす頃になっても元気に花を咲かせている。
纏まって咲く風情は、野草ではなく造形美のように映る。薬師草の葉は、紅葉するとか!
野菊と言えば、白や薄紫の花を連想するが薬師草は、黄金の野菊だ。
茎はよく分枝し、根生葉は花時には普通ない。
葉は互生、倒披針形~倒卵形~バイオリン形で、浅い鋸歯がある。
基部は心形で茎を抱くが、開花時には枯れてしまう。
枝の先に多数の花をつけ、頭花は上向き、花後に花柄が曲がり下を向く。
総苞は、黒っぽい緑色で円筒形。花のあと下部は膨れて硬くなり下向きになる。

ユキヤナギ(雪柳);
和名の由来は葉が柳に似て、花が雪のように白く見える事から。
白く咲きそして密集している樹花。柳と名ずくもバラ科の植物。
雪が降ったように小さな白い花をいっぱい付ける姿は瀟洒。
樹高1~2m位で枝先は垂れ下がり樹皮は暗灰色。若い枝は褐色で縦に筋がある。
葉は、互生。葉身は、狭披針形。先端はとがり基部は楔形。縁は鋭い鋸歯。
葉柄はほとんどない。前年枝に散形花序を多数つける。
花序に白い花が2~7個ずつつく。花弁は、円形か広倒卵形。
雄蕊は20個位、雌蕊1個、雄蕊と雌蕊の間に黄色の蜜腺がある。
萼は無毛で萼片は卵状三角形。
雪が垂れ下がっているようにかたまって咲く姿はみごとだ。
ぽつんと咲く一輪も何となく可愛らしい。
※     ※    ※    ※    ※
植物の生態を眺めながら、時世を思っていると、イライラ感が湧き上がってくる。
殺伐とした社会下で社会現象を想うと植物の健気さと対峙してしまう。
現日本社会の感覚は、己に火の粉が降りかからなければわからないのか、と危惧する。
国防を思えばその通り。でも経済・国民生活では、今は火だるまになりつつある。
ド素人・無教養の個人感覚だが、消費税をなくす・・・減税が第一義ではないか。

「令和肆年(皇紀2682年)10月16日、記」

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《襍・/・囈“10月上旬の里地(2)”❖’22-87》

《襍・/・囈“10月上旬の里地...
《襍・/・囈“10月上旬の里地...
オケラ(朮) キク科 (Ast... オケラ(朮) キク科 (Asteraceae)
学名:Atractylodes japonica ex Kitam.Nakai
別名:ウケラ(古名)
《植物(48)泉の森の今“久し振りに見つけた野草”❖’22/10/05》
オケラ(朮);
短い根茎があり、古来より漢方薬として根茎を白朮(びゃくじゅつ)と呼び用いた。
効能は、健胃・整腸・めまい・動悸・息切れ・頭痛。在来種のハマオケラも薬用。
山菜の食材とされ、春の若葉を味噌汁の具に、天ぷらにしても美味。
茎は細く、木の様に堅くなる。葉は互生し下部の葉は3~5裂し縁に刺状の鋸歯がある。
根生葉は花時には枯れてない。葉は秋の終りに黄色くなって落ちる。雌雄異株。
頭花は直径約2㎝、筒状花だけでやや紅色を帯びた白色、まれにピンク色。
雄株は雄花、雌株は両性花で花冠の先が5裂する。総苞は鐘形。総苞片は7~8列。
魚の骨のような特徴ある形をした総苞外片が、2列に総苞を包む。
総苞外片を苞葉とする図鑑もある(2列の総苞外片は外苞葉と内苞葉、内側に総苞がある)。
ホソバオケラとか、オオバナオケラという種類もある。

「令和肆年(皇紀2682年)10月12日、記」




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《襍・/・囈“10月上旬の足柄山地景観”❖’22-86》

大野山山頂近くの駐車場前からの... 大野山山頂近くの駐車場前からの相模平野遠望。
(山頂すぐ近くまで車で上がれる^^)。
山頂近くで迎えてくれる熊の木像... 山頂近くで迎えてくれる熊の木像。
ススキ(薄・芒) イネ科(Po... ススキ(薄・芒) イネ科(Poaceae)
学名:Miscanthus sinensis Anderss
別名:オバナ、カヤ(茅)
大野山山頂から丹沢湖三保ダムを... 大野山山頂から丹沢湖三保ダムを望む。
雲隠れしていた富士嶽。 雲隠れしていた富士嶽。
《襍・/・囈“10月上旬の足柄...
山頂に遊んでいた木像達。素朴!... 山頂に遊んでいた木像達。素朴!!
家族連れが多かった当日。気楽に... 家族連れが多かった当日。気楽に登れる山、そして絶景。
ヤマトリカブト(山鳥兜) キン... ヤマトリカブト(山鳥兜) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Aconitum japonicum
《植物(47)芒;神奈川・山北“大野山の景観”❖’22/10/02》
ススキ(薄・芒);
昔、ススキの茎を茅葺屋根の材料として用いていた。
根茎 があり、稈はケイ酸が多く硬くて耐久力がある。冬に茎が立って残る。
茎高は、200㎝にもなる。茎内部は、スポンジ状の髄があって中実又は中空。
葉は根生葉と茎葉。葉身は線形で、縁がざらつき、裏面は多少粉白色をおびる。
花序は長さ20〜30cm、多くは多数の細長い総を一方に傾けた散房花序をつくる。
小穂は、披針形で汚黄色をおびてとがる。基毛は、白色まれに淡紫色。
ススキは、古来より生活環境に必須の植物で環境循環の源であった。

ヤマトリカブト(山鳥兜);
ヤマトリカブトは、中部以北本州で散見される野草。
花柄に屈毛があり上咢片の嘴はやや長い。雄蕊花糸に毛が散生し花弁の距は渦巻状。
Aconitum japonicum は、山地に普通に見られるが地方的変異が大きい。
ヤマトリカブトとミヤマトリカブトは、生育環境・標高で判断する由!?!

*     *     *     *     *

南足柄市から箱根仙石原に通じる県道731号線(はこね金太郎ライン)が開通。
都心や神奈川北部から箱根に行く近道が出来た。芒を観に仙石原へ、近道だ。
酒匂川の西側に位置する松田山には、パラグライダーの出発台もある。
松田山のパラグライダー、上級者向けであると聞いている。
酔芙蓉の花々の向こうに天高く舞っているパラグライダーの姿、なかなかのものだった。
酔芙蓉を見た後は、大野山の芒を観に向かった。山頂からの富士山は雲隠れ!!
大野山の芒は、落ち着いた絶景。仙石原の芒より好きな景観、趣がある。

「令和肆年(皇紀2682年)10月09日、記」

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《襍・/・囈 “10月上旬の足柄田園景観” ❖’22-85》

南足柄市「ふくざわ公園」を中心... 南足柄市「ふくざわ公園」を中心に周辺の農道に酔芙蓉が!!
《襍・/・囈 “10月上旬の足...
路の両側に酔芙蓉が!!実際には... 路の両側に酔芙蓉が!!実際には結構、迫力があった。
スイフヨウ(酔芙蓉) アオイ科... スイフヨウ(酔芙蓉) アオイ科 (Malvaceae)
学名:Hibiscus mutabilis cv. Versicolor
酔芙蓉のプロフィール!! 酔芙蓉のプロフィール!!
田畑を囲むように・・・広範囲に... 田畑を囲むように・・・広範囲に酔芙蓉が!!
フヨウ(芙蓉)   アオイ科 ... フヨウ(芙蓉)   アオイ科 (Malvaceae)
学名:Hibiscus mutabilis L.
別名: モクフヨウ(木芙蓉)
画面奥に位置する松田山、パラグ... 画面奥に位置する松田山、パラグライダーの出発台がある由。
此処のパラグライダー飛行、上級者向けに由。
天高く舞っているパラグライダーの姿、なかなかのものだった。
画像でははっきり分からないが、数機・・・舞っていた。
《植物(47)農道に育つ植物。“酔芙蓉並木+α芙蓉!?!”❖’22/10/02》
スイフヨウ(酔芙蓉);
ピンクや白の花をつける。朝、咲き始めの花弁は白いが時間が経つにつれピンクに変色する。
八重咲き園芸品種。性質は芙蓉と同じだが、花色の変化が酔客の顔色に模して酔芙蓉。
花は、芙蓉と同じ一日花。午前中は白色、午後になるになると赤みを増し夜には完全な紅色になる。
また、夜に赤くなった花は翌朝、元気なく萎んでおりその様も酔っ払いのそれを彷彿させる。
蕾は細毛のある二層の萼に包まれ、花は八重咲きが基本だが花弁が5枚の一重咲きもある。
一重咲き種は花後、果実が出来る。が八重咲き種は八重咲きサクラ等と同様に結実しない。
繁殖は挿し木による事が多い。葉は、手の平状で浅く3~7つに裂け縁は鈍いギザギザ状。
葉の両面、葉柄に白毛があり触れるとザラつき葉には長い柄があり枝から互い違いに出る。
スイフヨウ品種にシチメンフヨウ(七面芙蓉)があり八重咲きで部分的に赤い模様が入る。
別にクスダマフヨウ(くす玉芙蓉)があり花弁がくす玉のように折り重なる園芸種もある。


フヨウ(芙蓉);
渡来植物で古くから栽培され温暖な地域で野生化している、落葉低木。
幹は、白色を帯び平滑で叢生する。若枝は緑色で星状毛と腺毛がある。
葉は互生し、五角状卵円形、掌状に浅く3~7裂し裂片の先が尖り基部は心形。
葉柄は長さ5~12㎝。葉の両面と葉柄に白色の短毛と腺毛がある。
花は直径10~14㎝。花弁は基部で合着し一重花の花弁は5枚、八重咲き品種もある。
花色は白色~紅紫色。萼は5裂し副萼は裂片が線形で10個。
雄蕊は多数、根元が合着し雄蕊筒を形成し花柱を筒状に覆う。
雌蕊の花柱は曲がり、先が5裂し毛が密生し柱頭は平らに開く。


*     *     *     *     *


四季折々、色々な所で花並木とかXX庭園、XX花フェアー等々、イベントが。
街中等で酔芙蓉・芙蓉のまとまった姿、並木的姿は珍しい。
足柄平野??には、興味深い桜の種が存在したり独特の地形環境でもある。
箱根の外輪山の麓。田園景観としても地味だが素晴らしい環境だ。
「令和肆年(皇紀2682年)10月06日、記」




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《襍・/・囈“忘備録;10月上旬の里地”❖’22-84》

葉が大きい。踏み入っては行けな... 葉が大きい。踏み入っては行けない所だが慎重に近寄ってみた。
《襍・/・囈“忘備録;10月上...
アズマヤマアザミ(東山薊) キ... アズマヤマアザミ(東山薊) キク科(Asteraceae)
学名:Cirsium microspicatum Nakai

久し振りに会えた。間違いなく東山薊だ。



《植物(46)泉の森の今“関東地方固有の野草”❖’22/10/03》
アズマヤマアザミ(東山薊);
アズマヤマアザミは、関東地方・中部地方の山林内や林縁で見れる。
茎高が1.5~2mにもなる草本。総苞は細い円筒形でクモ毛がありやや粘着性がある。
小さな頭花が穂状にびっしりつくことで見分けられるが、交雑種も多いようだ。
茎葉 は長楕円形で先は鋭く尖り、長さ25~50㎝、羽状に中~深裂し刺針がある。
頭花は穂状 につき、上向きまたは斜め上向きに咲く。葉は茎を抱かない。
和名の由来は四国、九州に分布するヤマアザミに似ていることから。
仔細に見ると、茎や葉裏に白色の軟毛がある。普通、花色が薄い。
頭花の柄(花序柄)が無柄でなく短柄のものが殆どだがやや長いものもある。
花が枝先に単生するものもあり、また下向きに咲くものも見られる。
総苞片は、短くわずかに反り返り先に短い刺がある。小花は狭筒部が広筒部より長い。
ネバリアズマヤマアザミは、東北地方、北陸地方、近畿地方に分布、総苞が著しく粘る。
* * * * * * * * * * * * *
散歩をしているとこんな所に、と思いがけない野草を見つけることがある。
新たな発見はめったにないことだが、あるべき所に花が見えないことも多い。
里山・里地は、人の管理、整備で様相が変わってしまう。
ところが、数年すると顔を魅せることがある!?!
遠目に、林の奥にあれぇ??と眼に飛び込んできた野草があった。
散歩路脇の手に届く所にかつて咲いていた花が、林の奥まった所に健気に咲いていた。
50年も前に教えられた言葉“Naturschutz”初心、原点”を思い出した。

「令和肆年(皇紀2682年)10月03日、記」


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《襍・/・囈“叛逆のろれつ;国交??”❖’22-83》

芒のようにさり気なく魅せた、故... 芒のようにさり気なく魅せた、故安倍晋三元首相。
安らかにお休みください。 合掌
令和時代中に、より良き時代にな... 令和時代中に、より良き時代になるように。。!
かつて、黄金の国・ジパングと言われた日本。米文化に幸あれ。
《“感動”安倍晋三的戦略❖’22/09/30》
安倍晋三元総理の国葬儀も無事に終わった。二日後の09/29は、歴史的日である。
1972(昭和47)年9月29日、日本と中華人民共和国は、国交正常化共同声明調印式が北京で行われた日。
この国交正常化以降、日本から中華人民共和国へODA(政府開発援助)が実施された。
総額3兆円を超えた額を援助したと聴いている。が、今の日本と中国の不協和音なんだろう?
日本は、毅然と隣国に対峙すべきだ。日本が軍国化してるなどと戯れ言でしかない。
途上国から世界第2位の経済大国にのし上がった中国の方が大問題と言えよう。
軍事力の増強を進め、覇権主義的なふるまいを隠さなくなった中華人民共和国。
我が日本と東アジア、インド太平洋地域の平和を如何にして保つか?
防衛・経済・学術分野も含めて如何に対するかを真摯に検討すべき時と肝に銘じたい。
戦争の傷を癒やし、中国との安定した友好を築こうとした日本の希望は完全に逆方向に。
中国共産党政権は、日本の支援を利用し国力増強し、強面(こわもて)姿勢を日本に向けている。
日本固有の領土である沖縄県尖閣諸島の奪取に野心をみせているではないか。
海警局船の領海侵入や接続水域に徘徊を常態化させていることをメディアは取り上げない。
台湾併吞(へいどん)を視野に入れ、これに懸念を示す日米などの国際社会も威嚇する。
中国が対外強硬姿勢や国内の人権弾圧を改めない。日本の安全保障、我が政治家たちは???
平和を脅かす大国に手を貸してしまった事を日本は反省しなくてはいけない。
日本の痛恨の極みは、1989年の天安門事件を巡る対応だ。
民主化を求める学生を戦車で蹂躙する弾圧を行った中国は国際社会の制裁を受けたのだが!?!
日本政府は、真っ先に経済支援を再開し、孤立からの脱却を助けた。
専制主義のまま中国は自由貿易の恩恵に浴しながら、不公正な貿易慣行は改めなかった。
日本政府が防衛力の抜本的強化策の検討を進めているのは、対中抑止を、平和を守るためだ。
日本の防衛努力、経済界や学術界の思考・意識、対応は大変に遅れをとっている。
学術の世界に関しては少し分かり得る小生には、甚だ疑問を持つことがある。
経済安全保障・新疆ウイグル自治区での強制労働等の人権問題を真摯に考えるべきだ。
経済安保の観点で、軍事転用が可能な機微技術を国外流出を防ぐことは重要なことだ。
しかしながら日本学術会議が、軍民融合を掲げる中国側と協力促進を図る覚書締結をしている。
国交正常化50年を機に日本のなすべき対処、対中関係の根本からの見直し。
国交正常化50年を期に日中友好の根幹を見直すべきである。

以上のよう思考を持つ小生だが、この思考は如何に???と報道記事を読んでいると、、。

YAHOOニュース(web版)の記事を見つけ(以下)、思う所、大である。

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※

日中正常化50年、中国共産党の本質を見誤った瞬間;
日本と中国の国交正常化から50年を迎えた。
岸田文雄首相と中国の習近平国家主席は9月29日に祝電を交換したものの、
経団連などが開いた記念行事に岸田首相が出席せず、
中国側の記念式典も5年前より実質的な格下げした会場での開催となった。
米国のペロシ下院議長の訪問に端を発した台湾周辺の緊張状態など日中関係の冷え込みが影響しているとみられる。
日本は中国とどう付き合っていくべきか。
さまざまな課題や対応策が取り沙汰されているが、
中国共産党の本質を見ない限りは解を見出すことは難しい。
そのためには、天安門事件が起きた1989年にさかのぼることが必要だ。
そこで、2022年7月19日に本サイトで掲載した記事を再掲する。
日中両国は9月29日に国交正常化50周年を迎える。
8月2~3日、ペロシ米下院議長の台湾訪問に激怒した習近平国家主席は弾道ミサイルを次々発射し、
うち5発を日本の排他的経済水域(EEZ)内に着弾させ、対日威嚇を強めた。
日中高官は8月17日、天津で7時間にわたり協議したが、緊張はなお続く。
友好と対立が交錯した50年間の日中関係の「分水嶺」はどこかと尋ねられれば、
共産党が存亡の危機に瀕した1989年の天安門事件での日本政府の対中政策だろう。
日本政府はあの時、一党独裁体制の維持のためには人民の流血も厭わない共産党の本質を見誤ったのではないか。
「民主化」に進むか「強権国家」のままか筆者は、秘密指定を解除された日本の外交文書と、
当時の外交官の証言を基に7月に『天安門ファイル―極秘記録から読み解く日本外交の「失敗」』
(中央公論新社)を上梓した。序章にこう記した。
「天安門事件前夜は、中国が最も民主主義に近づいた瞬間だった。
それが6月3~4日の武力行使によって崩れた。
6月4日以降、外交官たちは次のことで悩み、中国共産党の本質をつかもうとしたに違いない。
中国は改革開放が進めば、民主化や自由化に進むのか、あるいは、もともと市民に銃口を向け、
実際に発砲することもためらわない強権国家なのか――。
贖罪意識を強く持ち、『友好』と『協力』を主流とした戦後日本の対中外交にとって『分水嶺』であった」(中略)。
日中国交正常化の大失敗は台湾との断交という交換条件を呑んだことと、
「鄧小平の神格化」により天安門事件後の対中制裁を解除したことだ。
それにより中国の強大化を招き、日本は中国への経済依存を今も強化している。(以下略)
日中国交正常化の報道をするなら、こういう重要なポイントに注目しなければならないが、
どのメディアもそのようなことはスルーしている。
林外相は29日のレセプションで、中国に対して「言うべきことは言う」と言いながら、
「日本が言えなくなる状況」を創り出すことに専念していることに気が付いているだろうか?
言ったところで、「遺憾です」くらいのことで、中国にとっては痛くもかゆくもない。
中国という国家が、どれだけ戦略的に動いているか、日本は分かっているのだろうか?
この戦略性の欠如が中国を強くさせ、
最終的には日本国民に「言論の弾圧」という見えない手段を通して不幸をもたらすことにつながっていく。
そのことに対する警鐘を鳴らし続けたい、と。
言ったところで、「遺憾です」くらいのことで、中国にとっては痛くもかゆくもない。
中国という国家が、どれだけ戦略的に動いているか、日本は分かっているのだろうか?(中略)
その視点から見たとき、日本の戦略性の決定的な欠如と甘さには、耐えがたいものを覚えるのである。
中略。最終的には日本国民に「言論の弾圧」という見えない手段を通して不幸をもたらすことにつながっていく。
そのことに対する警鐘を鳴らし続けたい。
ーー遠藤誉;中国問題グローバル研究所所長、筑波大学名誉教授、理学博士ーー


この10年、安倍晋三元首相の外交戦略は、味方も敵にも真摯に対応していた。中国・ロシアを思う。
而して北朝鮮・韓国に対しても緻密な外交戦略を繰り広げた。途半ばで倒れた安倍さん痛恨の極みだ。


ド素人の小市民だが、故安倍晋三元首相の凄さを実感し、心より哀悼の意を捧げます。



「令和肆年(皇紀2682年)9月30日、記」
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《襍・/・囈“叛逆のろれつ;報道??”❖’22-82》

憲政史に残る、弔意文だろう。故... 憲政史に残る、弔意文だろう。故前総理への後継総理の弔意文。
安倍晋三総理、そして官房長官であった二人三脚は、凄かった!!

身近な土手に咲く、白曼珠沙華。... 身近な土手に咲く、白曼珠沙華。故安倍晋三元首相の如く繊細だ。



《“感動”菅義偉前首相の弔辞❖’22/09/27》
9月27日に営まれた安倍晋三元首相の国葬(国葬儀)に際して感じたこと。
NHKの報道番組に呆れる以上に怒りを覚え、而して日本人として恥ずかしかった。
NHKは、受信料を徴収する放送局だ。公平な事実放送のはずが、偏向してる!?!
異国の友は、ネット報道で色々と知ったと逆に教えてくれた。如何ともし難い。
国葬儀に際して、一般献花の場に長蛇の列が長時間にわたって続いた、と。
友達からの連絡、画像を観て嬉しかった。献花者に若者が多かった、事!!。
9/28朝の地上波局番組の一つを見ると、葬儀批判が前提で報じているように映った。
批判は自由だ。が、葬儀会場近くでの小さな反対デモを大きく報道するがよしか?
日頃TV番組を見ない僕だが、聞き及ぶメディアの偏向ぶりを実感し、腹立たしく思った。
語っておられる方々は、さぞ高名な方々なのだろう。上から目線で客観的でない??
今回の国葬儀、吉田首相の時とは、諸々置かれた環境が違うだろうに。
後期高齢者年代、且つ70年安保を体験し勉強をもしたつもりの者として言いたい。
この30年余り静観的に事象を見聞してきたが、安倍晋三元首相の行動に畏敬の念を持つ。
国葬儀の最初に映し出された映像は、安倍総理の足跡・人柄そのものだろう。
日本国民への遺言にも見える。直近の課題提示でもあり国民に向かっての提示と思えた。
その基を、菅義偉前首相は友人代表として追悼の辞で示しておられた、と思う。
菅さんは、安倍さんとの出会いや第2次安倍政権時代の日々を振り返り、
「あらゆる苦楽を共にした(第2次安倍政権での)7年8カ月。
私は本当に幸せでした」と述べられた。未来に向かって進まれたお二人に敬意を表したい。
菅さんの追悼の辞の後、大方の会葬者自身の気持ちが、“拍手”であったと思う。
場違い、と批評すべきではないだろう。“拍手”を演出と宣った輩の非礼は目に余る。
演出と発言した、TV朝日の社員が今朝の番組で訂正謝罪した由。
この玉川徹なる人物、番組を使って言いたい放題、と家人から聞いた。
一コメンテーターなら個人の責任で済むが、TV朝日の社員、それもベテランの??
玉川徹なる人物のここ数年のコメントを調べてみるといい加減さ独断・偏見が多々あった。
正確な事実に基づく取材の発露に乖離する発言、地上波TV全体が歪んでいるとも思える。
野党の政治家にして然り。事実・公平の上にたって主張をして頂きたい。
リベラル派とか謳ってネットでコメントしてる面々、他人に厳しく、己にやさしい??
近々国会が開かれるが、不毛だった、もり・かけ議論を再度、旧統一教会問題でやらないで頂きたい。


僕自身、己の忘備録として、菅氏の追悼の辞の全文を記録しておきたい。



※   ※   ※   ※   ※   ※   ※



《◇7月の8日でした。信じられない一報を耳にし、とにかく一命をとりとめてほしい。
あなたにお目にかかりたい。同じ空間で同じ空気を共にしたい。
その一心で現地に向かい、そしてあなたならではの温かなほほ笑みに、最後の一瞬、
接することができました。あの運命の日から、80日がたってしまいました。
あれからも朝は来て、日は暮れていきます。
やかましかったセミはいつのまにか鳴りをひそめ、高い空には秋の雲がたなびくようになりました。
季節は歩みを進めます。あなたという人がいないのに、時は過ぎる。
無情でも過ぎていくことに、私はいまだに許せないものを覚えます。
天はなぜ、よりにもよってこのような悲劇を現実にし、
生命(いのち)を失ってはならない人から生命を召し上げてしまったのか。口惜しくてなりません。
悲しみと怒りを交互に感じながら、今日のこの日を迎えました。
しかし、安倍総理とお呼びしますが、ご覧になれますか。
ここ武道館の周りには花をささげよう、国葬儀に立ちあおうと、
たくさんの人が集まってくれています。20代、30代の人たちが少なくないようです。
明日を担う若者たちが大勢、あなたを慕い、あなたを見送りに来ています。
総理、あなたは今日よりも明日の方がよくなる日本を創りたい。
若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日、毎日、国民に語りかけておられた。
そして、日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ。これがあなたの口癖でした。
次の時代を担う人々が未来を明るく思い描いて初めて経済も成長するのだと。
いま、あなたを惜しむ若い人たちが、こんなにもたくさんいるということは、
歩みをともにした者として、これ以上にうれしいことはありません。報われた思いであります。
平成12年、日本政府は北朝鮮にコメを送ろうとしておりました。私は当選まだ2回の議員でしたが、
「草の根の国民に届くのならよいが、その保証がない限り、軍部を肥やすようなことはすべきでない」と言って、
自民党総務会で大反対の意見をぶちましたところ、これが新聞に載りました。
すると、記事を見たあなたは「会いたい」と電話をかけてくれました。
「菅さんの言っていることは正しい。北朝鮮が拉致した日本人を取り戻すため、一緒に行動してくれればうれしい」と、そういうお話でした。
信念と迫力に満ちたあの時のあなたの言葉は、その後の私自身の政治活動の糧となりました。
そのまっすぐな目、信念を貫こうとする姿勢に打たれ、私は直感いたしました。
この人こそはいつか総理になる人、ならねばならない人なのだと、確信をしたのであります。
私が生涯誇りとするのは、この確信において、一度として揺らがなかったことであります。
総理、あなたは一度、持病が悪くなって、総理の座をしりぞきました。
そのことを負い目に思って、二度目の自民党総裁選出馬をずいぶんと迷っておられました。
最後には2人で銀座の焼鳥屋に行き、私は一生懸命、あなたを口説きました。
それが使命だと思ったからです。3時間後にはようやく、首をタテに振ってくれた。
私はこのことを「菅義偉、生涯最大の達成」として、いつまでも誇らしく思うであろうと思います。
総理が官邸にいるときは欠かさず、一日に一度、気兼ねのない話をしました。
今でも、ふと一人になると、そうした日々の様子がまざまざとと蘇ってまいります。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)交渉に入るのを、
私はできれば時間をかけたほうがいいという立場でした。
総理は「タイミングを失してはならない。やるなら早いほうがいい」という意見で、
どちらが正しかったかは、もはや歴史が証明済みです。一歩後退すると勢いを失う。
前進してこそ活路が開けると思っていたのでしょう。総理、あなたの判断はいつも正しかった。
安倍総理。日本国はあなたという歴史上かけがえのないリーダーをいただいたからこそ、
特定秘密保護法、一連の平和安全法制、改正組織犯罪処罰法など難しかった法案を、
すべて成立をさせることができました。どの一つを欠いても、わが国の安全は確固たるものにはならない。
あなたの信念、そして決意に、私たちはとこしえの感謝をささげるものであります。
国難を突破し、強い日本を創る。
そして真の平和国家日本を希求し、日本をあらゆる分野で世界に貢献できる国にする。
そんな覚悟と決断の毎日が続く中にあっても、総理、あなたは常に笑顔を絶やさなかった。
いつもまわりの人たちに心を配り、優しさを降り注いだ。
総理大臣官邸で共に過ごし、あらゆる苦楽を共にした7年8カ月。私は本当に幸せでした。
私だけではなくすべてのスタッフたちがあの厳しい日々の中で明るく生き生きと働いていたことを思い起こします。
何度でも申し上げます。安倍総理、あなたはわが国、日本にとっての真のリーダーでした。
衆議院第1会館1212号室の、あなたの机には読みかけの本が1冊、ありました。
岡義武著『山県有朋』です。ここまで読んだという最後のページは、端を折ってありました。
そしてそのページにはマーカーペンで、線を引いたところがありました。
しるしをつけた箇所にあったのは、いみじくも山県有朋が長年の盟友、伊藤博文に先立たれ、
故人をしのんで詠んだ歌でありました。
総理、今、この歌くらい、私自身の思いをよく詠んだ一首はありません。
「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」
「かたりあひて 尽しゝ人は 先立ちぬ 今より後の世をいかにせむ」
深い悲しみと寂しさを覚えます。
総理、本当にありがとうございました。どうか安らかに、お休みください。
令和4年9月27日 前内閣総理大臣 菅義偉》


「令和肆年(皇紀2682年)9月29日、記」
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《襍・/・囈“忘備録;世界に向けた葬儀”❖’22-81》

アキノノゲシ(秋の野芥子) キ... アキノノゲシ(秋の野芥子) キク科 (Asteraceae)
学名:Lactuca indica var. laciniata
《安倍晋三元総理“国葬儀”前に想う❖’22/09/20》
アキノノゲシ;
日当たりのよい荒れ地や草地に自生してる野性味ある草花。
茎高、60~200㎝。茎は分枝せず直立し、茎を切ると白い乳液が出る。
根生葉は、開花すると枯れてしまう。茎葉は、長楕円形で波打ち互生する。
茎上部の葉は全縁で小さく、下部の葉は羽状深裂し裂片の先が尖る。
茎上部に直径約2cmの頭花を円錐状に多数つける。昼間開き夕方にしぼむ。
頭花は、白から淡黄色、わずかに紫色を帯びることもあり花の裏が灰色を帯びる。
総苞は長さ約1cm。総苞片は覆瓦状に重なりあい、ふちは黒っぽい。

※   ※   ※   ※   ※   ※   ※

2022年の夏は、余りにも悲惨な事件があり如何ともし難く悶々とした日々を送った。
凶弾に倒れた安倍晋三元総理。その非業の死には、言葉をもてなかった。
だが安倍晋三元総理の国葬儀が決まるや否や、国葬儀反対の狼煙があがった。
マスメディアを始め一部の政治家・識者が国民・庶民に対し負しか発信しない。
国葬とは個人を弔う儀式ではない部分が大きい。安倍政権下での外交が如何にあったか。
異国に対する安全保障、主権侵害に対峙した安倍元総理の業績を言わないのは何故?
世界の首脳をまとめリードしたのは、大業績ではないか??
異国首脳の儀礼的弔意ではなく、其々の弔意の中身、而して異国メディアの発信!!
第二次大戦後、世界各国に影響を与え、支持された日本の首相がおられたか。。!
外交政治を見事に対応された元首相を日本国として返礼するのは国葬しかない。
安倍外交は、高い評価を異国より頂いている。この点が、国民に伝わっていない?
些細なこと重箱の隅をほじくっている面々、あなた達はいかなる政治手腕を発揮された?
論争ではなく人権的に貶めることしかしていない。安倍元総理を“国賊”と評された政治家達。
驚くは、同じ自由民主党議員にもいる由(風の便りで聞いた??)。
どれほどノー天気な感覚か??日本国内は、本当に幸せな場所だ。なんでもの貯められる
ロシアの現況を見ても国防・防備の声は、国民から上がらない。否、政治の場でも??
政策議論を国民に見せない国会議員諸氏。其れこそ国税の無駄遣いでしかない。
「令和肆年(皇紀2682年)9月21日、記」
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