《襍・/・感》「杪春」

《襍・/・感》「杪春」

「杪」すえ、終わりを意味し、「杪春」とは、3月の異称。
早いもので3月も終わる。
別れの・・・旅立ちの・・・日本に相応しい季語に映る。



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《襍・/・観》野の春Ⅲ

クヌギのドングリは、直径2cm... クヌギのドングリは、直径2cm位で大きい。
下半分はお椀型の殻斗に包まれ、実の殻斗や樹皮の煮汁を染料に使う。
灰汁を媒染剤にしてツルバミ色とする。
ミスミソウ(三角草) キンポウ... ミスミソウ(三角草) キンポウゲ科 別名: ユキワリソウ(雪割草)


桜の季節になってきたが、どうも花見に行く気にならない。
一人では尚更だ。里山散策にもってこいのこの季節。
散策していると、コートを脱いだドングリが。自然植生に欠かせない。
「春のめざめ」艶やかな表皮、爽やかにも映る。

雑木林の林床には、白・青いろの花が可憐んに魅せる。
春到来「ミスミソウ」雪解け頃に咲くことから
「ユキワリソウ」とも呼ばれている。
先月の大雪の後ゆえ・・・なんとなく「ユキワリソウ」か。
14/3/23

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《襍・/・観》野の春Ⅱ

《襍・/・観》野の春Ⅱ


「泉の森」に源を持つ引地川。
源泉近くの小川の中洲で春らしい光景に出会えた。。。!
ごくごく不通の眺めなのだろう・・が、、、??
のんびりと散策していないと見過ごしてしまう。

親子なのか、兄弟姉妹なのか亀さん達が日向ぼっこ、甲羅干し。
人は通れど立ち止まる方なし。
のんびりと見つめていたが、10分近く眺めていても微動だにしない。
やっぱり昼寝か!?!
亀さん種類は、さっぱりとわからんが、和む光景だった。
14/3/23

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《襍・/・観》野の春Ⅰ

今年は、真っ先に顔を見せてくれ... 今年は、真っ先に顔を見せてくれた。
「モミジイチゴ」


「泉の森」にも春の柔らかな日差しが。。。!
野の花々は、我が思考の師匠である。
14/3/23

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《襍・/・観》里の春

水道道路桃園「三保の森」14/... 水道道路桃園「三保の森」14/3/22
魅せる桃の花。 魅せる桃の花。


里山にも漸く春が。。。!
つい先日まであれほどに敷き詰められていた枯れ葉の絨毯。
気づいてみれば、地表が表れ野草が姿を見せ始めた。
それでも例年より顔みせが・・・?今年は遅い。

お花見の季節、「海軍道路」「千本桜」等々、近間に桜並木は数カ所ある。

人混みを嫌う僕は、相変わらず「里山探訪」である。

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《襍・/・驚》春分の頃。




「自然をたたえ、生物をいつくしむ」そんな気分の春分の日。
先祖の墓参り、それをも兼ねて家族で出掛ける慣わしある日本。
わが家は、この3連休、家族各々が別行動だった。
亡き父の衣服の整理をしながら自分の雑務をしながら色々おもうた。

3月21日は、いま一つ忘れては成らない記念日でもある。
"International Day for the Elimination of Racial Discrimination"
1960(昭和35)年、南アフリカ・シャープビルで悲惨な出来事があった。
言う所の「人種隔離政策(アパルトヘイト)」
それに反対する平和的デモ行進に対し警官隊が発砲、69人が死亡した。
この事件を切掛に国連が人種差別に取り組み始める。
世界中で人種差別の撤廃を求める運動が大展開された。
そして、1966(昭和41)年の国連総会で「国際人種差別撤廃デー」を制定した。

奴隷・植民地がほぼ世界各国から消えた。歴史を顧みると、思いは!?!
「侵略」「白人優位社会」、欧米の歴史は如何にあったか!?!
「アメリカ・インディアン」は、原住民ではないか、等々複雑さを思う。
そうした植民地とした西欧諸国が、独立した国に対して「謝罪」しているか??
反省の言はあってもだ。かつての植民地住民から謝罪・賠償要求はでていない。

更には、、、隣国に関しては・・・!!
過去・歴史に立脚して世界をみると、戦地における「公娼」は、存在している。
「慰安婦」ではない、「娼婦」。過去資料で日本の「負」なる部分が出てこない??
統治下での其々の自治(行政・警察等)関係者、仲介人等は、多くが朝鮮人であった。
その後の「朝鮮戦争」「ベトナムでの韓国人従軍者」
これ等の歴史・事実を背景に朝鮮人を分析すると今の韓国首脳陣感覚もわかってくる。
而して、
ベトナムにおける「ライタイハン」問題、日本のマスメディアは何故か余り報道しない。
韓国軍の村人虐殺等も今、日本国内では一般的には知らないかもしれない。
目を覆う様な場面を紹介してる映像がある。http://youtu.be/bJxvxI9epEs
又、李承晩政権の失政で国民不満が高まり、 不満をそらす為、竹島を不法占拠した。
当時、 何も知らない日本の漁船は、韓国軍の銃撃や拿捕された。
漁民44名が死傷、4000名余りが不当に抑留され。。。
日韓基本条約は、抑留された漁民を人質に取られながらの交渉であった。
人質交換条件として、不法入国した殺人凶悪犯罪者472人を放免。
更には、 密入国者の朝鮮人に“在日特権”「特別在留許可その他特権」を与える事等、
ひどく強引であった。史実とは、こうしたことである。

文化・スポーツ界を見ても隣国の身勝手さは突出している。
近代・現代の2国間(日本・韓国)を対比しながら歴史・事実検証し粛々と世界に表明すべきである。

* * * * *
漸く可憐な姿を見せ始めた河津桜、下向きに咲く。今の日本を思える光景・画像。


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《襍・/・魂》若き友へ。

《襍・/・魂》若き友へ。


「華節」「巣立ちの季節」、自然を眺め、己の在りようを思う。
歳と共に偏屈・孤高を目指し、殻に閉じこもってしまう。
身近な若者から刺激を貰った。新鮮だ。爽やかだ。
長年の行いに、慣れによる惰性を反省出来た6年間。
若者が、巣立っていく。意気揚々と。。。!
議論できるがゆえに、新たな道が見えるのだろう。
老齢と共に「幼児に還る」というが・・・。
我が身に当てはめてみると、初心に還ると言えまいか??
偏屈・自我であろうとも、対する相手側よりの思考も加味せねば。
今、日本を取り巻く諸問題。人間の「業」だ。
頑なは、良しとしよう。だが身勝手は「外交」ではあるまい。
言葉を武器に「洗脳」するが如くに封じ込める。これは、誤りである。
そんな時に学んだ法理、空理空論でおわるまい。
「反観合一」なる言葉を深く・静かに熟慮して欲しい。
若き友たちへ感謝を込めて、呈したい。

「人の人たる所以は、人と人との結合にあり」
Was der Mensch ist, verdankt er der Vereinigung von Mensch und Mensch.
--Otto von Gierke--

今の世でも、Genossenschaftsrecht(団体法論)は参考になる。
異国の法学者、ギールケの言葉に深い意味を感じる。
一方国内の先人、夏目漱石は、斯様な事を記していた。
「人間は孤立した存在」である、と。ドイツのことわざを原文で引用している。
,,Keine Brücke führt vom Mensch zu Mensch"
「人間から人間に通じる橋はない」

我々を取り巻く環境の中で、深く心したい二つの言葉。
新たな考えの出発点にしよう。 思考の基ともしたい。




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《襍観・小さな春》野の草花。

おなじみのオオイヌノフグリ おなじみのオオイヌノフグリ
小さな草花「ハコベ」。そっくり... 小さな草花「ハコベ」。そっくりな花に「ウシハコベ」があるが雌蘂の先が3つに分かれてるのがハコベ・5つに分かれてるのがウシハコベ。
種の入った長いサヤが上向きに長... 種の入った長いサヤが上向きに長く伸びる、 みちたねつけばな(路種浸け花)。これ又小さな花。
草むらの中にアブラゼミが・・・... 草むらの中にアブラゼミが・・・・?冬場枯れ葉に覆われて分からなかった。どことなく、オーラが??

気温が15℃ちかくなると、やっぱり春来たるって感じる。
野・・地べたに座り込みしっかり見ないと詳細がわからない小さな草花。
近寄ってみると何とも愛くるしい。。。!
三叉の花が中々開かない!?!縮こまってる。
そんな中で、健気に顔を見せてくれた草花。心地よい瞬間。
草花は、ぶれないねぇ・・・!
蟬の姿・・・!?!今にも飛び上がるかって感じもしてた。合掌。

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《襍感・春到来》河津桜

近くの里山にも漸く河津桜が咲い... 近くの里山にも漸く河津桜が咲いた。
脇道から土手をみると早、散った... 脇道から土手をみると早、散った花弁が、シベは生き生きしてた。
生無く滅なし!?!

日曜日の早朝、「遠くに行きたい」というTV番組を楽しみにしている。
今回は、伊豆の「河津桜」等の紀行だった。一度訪ねてみたく思っている場所。
人混みが好きでない。などなどで未だに見そびれてる「河津桜」。
川沿いの見物、一度は行ってみたいと思った。
稲取の「稲取キンメ」の料理、稲取名物「雛のつるし飾り」。
松崎では、名産品の「桜の葉」で作った本場の桜餅。
圧巻だったのは、精巧な昆虫を作る竹細工名人のの紹介。
凄い・・・感動・・驚きであった。

思い立って、近くの里山に散策してみると・・・!
漸く「河津桜」が咲き始めていた。ここは、伊豆よりかなり寒いのか??


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《襍感・春めく》樹・花々に思うⅣ.

定点観察林 定点観察林
定点観察林の春雪!! 定点観察林の春雪!!


3月14日、巷では「ホワイトデー」だとか!
僕が初めてこの日を知った頃は、「マシュマロデー」と呼ばれていたように記憶している。
こうしたことに縁遠い僕には、3月14日は「元麿忌」。
僕が、この世に生を受けた翌年にこの世を去った詩人を想う日。
千家 元麿(せんげ もとまろ、1888年6月8日 - 1948年3月14日)詩人。
武者小路実篤に師事した、人道派的な詩人。
『蒼海詩集』の中にある【冬の木立】
***
葉をふるひ落して
春を静かに待つてゐる素朴な
冬の寂閑な木々が私は好きだ
趣味の深い静かさに包まれた
装飾のやうな樹木たち
女が髪を大事にするやうに
優しい枝々を大事にしてゐる木々
すつきりした粋な姿。
冬、灰色の空の下に
眠つた木々たちの囲み合つてゐる姿の贅沢さ
***

身近な所に、斯様な世界がある・・・やはり贅沢なことと思える。

斎藤茂吉が辿ったドナウ川源泉を、想いを以って散策したことがあった。
そんな時に脳裏をかすめた言葉は、ハイネの詩、
「思想は目に見えぬ自然であり、自然は目に見える思想である」

法・哲理を学んでいた若き頃、頭のなかは、学究だけだったか?

今は、少し余裕を持てるようになった。これも我が年輪、と想いたい。



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