《襍草樹・/・古往今来28》横浜山手界隈Ⅱ。

画像1 画像1
画像2 画像2

昔を思いながら歩いていると、小さな花壇があった。
地元の方々が植え、手入れをされておられるのだろう。
ここの景観に合わせえらばれた花々か。
数種類みえたが、オオアマナ(大甘菜;画像1)を久し振りに見た。
園芸店では、オーニソガラム ウンベラ-ツムと表示??
何故に横文字名称で売るのか??
花壇の説明でも日本語名が記載されていないのは??

オオアマナ(大甘菜) ユリ科 (Liliaceae)
学名:Ornithogalum umbellatum
別名; たいりんおおあまな(大輪大甘菜)、
オーニソガラム ウンベラツム、Sleepydick, star of Bethlehem

自然植生:原産地 ヨーロッパ南部
球根で有毒だが、この球根をかつては焼いて食用にしたとメモにあった。


ツリガネスイセン(釣鐘水仙;画像2) ユリ科 (Liliaceae)
学名:Hyacinthoides hispanica (=Scilla campanulata, S.hispanica)
別名: ヒアシンソイデス・ヒスパニカ、シラー・カンパニュラータ、
    シラー・ヒスパニカ、
    Spanish bluebell(スパニッシュブルーベル。青色品種)

漢名では、聚鈴花(シュレイカ,julinghua)とか藍鐘花(ランショウカ,lanzhonghua)
などと呼ばれる。
趣ある漢名だが、昨今の某国は、!??!

横文字が広がって、和言葉表現が薄れているのは、大いに問題だ。
皆さん日本語表現を大切にしよう。  



4月28日誌「横浜山下町周辺4/26」
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《襍草樹・/・古往今来27》横浜山手界隈Ⅰ。

むらさきかたばみか?(画像1) むらさきかたばみか?(画像1)
ベニバナトキワマンサク(画像2... ベニバナトキワマンサク(画像2)
ヒメツルソバ(画像3) ヒメツルソバ(画像3)

街路地を歩いているとムラサキカタバミと思える花を見た(画像1)。
イモカタバミのようにも見えるが??やっぱりムラサキカタバミと!?!
むらさきかたばみ(紫片喰) カタバミ科
学名:Oxalis corymbosa

閑静な山の手住宅地、生垣にベニバナトキワマンサクが楚々と顔を見せた。
周辺環境とピッタリとあっているおしゃれって感じ(画像2)。
べにばなときわまんさく(紅花常葉満作) マンサク科
学名:Loropetalum chinese var. rubra

壁のように少し盛り土をして紅花常葉満作が植えられていた。
隣家の垣根の下にはヒメツルソバが一面に咲き始めて(画像3)。
ひめつるそば(姫蔓蕎麦) タデ科
学名:Persicaria capitata

この界隈は、懐かしくも好きなところだ。


4月27日誌「横浜山下町周辺4/26」
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《襍草・/・古往今来26》しらん!!

紫蘭が沢山咲いていた!!横浜の... 紫蘭が沢山咲いていた!!横浜の港・山下公園南側駐車場上。
この場所が整備されて以来、自転... この場所が整備されて以来、自転車の待ち合わせ場所としている。
モダンな公園の眺め モダンな公園の眺め


シラン・ しらん(紫蘭)    ラン科(Orchidaceae)
学名:Bletilla striata (Thunb. ex Murray) Rchb. f. f. striata  
鮮やかな赤紫色の花、眺めていると西洋から到来した園芸種と思ってしまう!?!
が、実は本州中部以西に分布する国産の野生のランだ。
栽培の歴史も古く、万葉集にも「蕙」で登場してる。
だが野生としては・・・準絶滅危惧 (NT)に指定されてる??
野生、自生地をなんとか出来ないか!?!

4月26日誌「横浜山下町周辺4/26」
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《襍草・/・古往今来25》射干

《襍草・/・古往今来25》射干

シャガ(射干・著莪・胡蝶花とも書かれる) アヤメ科(Iridaceae)
学名:Iris japonica Thunb.

多年草で林下に群生する。最近は、あちこちで見かける。
葉は常緑(深緑色)、光沢ありやや肉質、長さは30-60cm、幅2-3cm。
根茎は長く這っており長い走出枝を出す。
4-5月に高さ30-70cmの花茎が立ち上方で分枝、多数の花をつける。
花は径5cm内外でほぼ白色。ふつう3倍体で果実はできない。
自然分布; 本州・四国・九州・中国

林床に咲く故、時として落葉等と共に「楽しさ!!」を醸し出す。

4月25日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来24》春竜胆

《襍草・/・古往今来24》春竜...

ハルリンドウ(春竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana thunbergii

よく似た花「フデリンドウ」は高地の草原等に見られるが、
ハルリンドウは低地の湿原や湿った草地などに生える。

箱根の湿生花園で綺麗な姿を見たことがあったが、
地元の里山でみれるとは、、、!!
今年は、箱根に出向けないのでラッキーであった。
華麗な色合いだ。



4月24日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来23》一人静

《襍草・/・古往今来23》一人...


[f:id:redhupa:20140427210855j:image]
ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科(Chloranthaceae)
学名:Chloranthus japonicus
別名: ヨシノシズカ(吉野静)、まゆはきそう(眉掃草)
【「静」とは、静御前を意味するらしい】
北海道~九州の山地の林内に生える。
茎は叢生し、紫褐色で数個の節があり、高さ20~30cm。
茎頂に4個の葉が輪生状に対生、葉が開く前に長さ3cmほどの穂状花序を1個頂生する。
花は1個の雄しべが3分岐、外側2個の花糸の基部に葯がつき、葯隔は白色糸状。
果実は核果、淡緑色、長さ2.5~3mmの広卵形。

定点觀察してる場所脇に、それこそ静かに咲いていた。
4月23日誌「泉の森4/19」
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《襍草・/・古往今来22》菫Ⅱ

《襍草・/・古往今来22》菫Ⅱ


菫の種類を特定するのは???
里山・森何処に行っても大方、見かける。
画像は、「立壺菫(たちつぼすみれ)」では、なかろうか??

タチツボスミレ(立壺菫・立坪菫)  スミレ科(Violaceae)
学名:Viola grypoceras A. Gray var. grypoceras

ハート形の葉が特徴的。
低地や山地に生えるもっともふつうに見えるスミレ。
地下茎は短く横たわり、やや木化する。
茎は数本そう生して分枝し、果期には30cmになる。
葉はハート形または扁心形で低い鋸歯がある。
花は、6~10cmで根生ならびに茎上に出て淡紫色の花を咲かせる。
自然分布
北海道・本州・四国・九州・琉球/朝鮮(南部)・中国(中部・台湾)。

写真の撮り方だが、ちょっとスリムに!?!


4月22日誌「ハ菅山4/19」
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《襍草・/・古往今来21》菫Ⅰ

《襍草・/・古往今来21》菫Ⅰ


春爛漫って感じになってきた。
里山の森にも色々な花が咲き出しす。
中でも同属多種で、なおかつ分かりづらい「スミレ種」
画像は、「丸葉菫(まるばすみれ)」では、なかろうか??
マルバスミレ   スミレ科(Violaceae)
学名:Viola keiskei Miq.

スミレは、単に種を表すスミレ類の総称
世界には、400種あまり、日本にも56種もある。
花のあとに出る夏葉はぐんと大きい。
スミレ科の植物は種類によって、生育範囲がほぼ決まっているらしい。
自然分布;南千島・北海道・本州・四国・九州/朝鮮・中国・シベリア(東部)

丘陵地、山地にはえる。地下茎は短く、葉は柔らかく円心形。
花柄は高さ5-10cmで、大きく白色の花を咲かし、唇弁には紫条が入る。
全体に毛がない。一方、毛があるものをケマルバスミレという。


4月21日誌「泉の森4/13」
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《襍草・/・古往今来20》林床の笑み!?!

春、、、森の床! 春、、、森の床!


林縁から林床、あちらこちらに春の息吹きを感じる。
散策の途、足元でシダ植物が談笑してるやに見えた。
「そこの爺さん・・・又、きてくれたか^^)って微笑ってる」
人知れず、植物たちもいとなみを始める、春。

シダ類の若芽の特定は・・・よくわからない、が多分・・・?
オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)オシダ科ヤブソテツ属
学名;Cyrtomium falcatum

ソーラスが見られる頃に再確認してみよう。
色々なシダ植物も若芽を見せてくれる。


4月20日誌「泉の森4/13」
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《襍・/・哀悼弔慰》クロモリ人・森幸春!?!

《襍・/・哀悼弔慰》クロモリ人...


戦後の自転車ロードレース界を牽引し続けてこられた森 幸春(もり・ゆきはる)さん。
昨年の夏、首都圏での練習走行(山登り)タイム基準!?!的ルート“ヤビツ登り”
そこで、とんでもない記録を出されていた。
現役プロロードレーサーでも真剣に登っても30分台を出すのは、楽ではないだろう。
そんなコースを還暦過ぎた森さん・・・37分で登った、と!!!
その話を教えてくれた若者、森さんを少し知る僕に「喝」を入れてくれたか。
昨今、体調不良で自転車に乗れない僕への「活」であったろうか!
すぐさま、森さんに連絡、又ご一緒に走らせて頂く予約をしていた。
だが、昨年末に病魔に襲われ、膵がんと判明。
判明後も手術の道を選ばず、食事療法等で戦っていた由。
(知らなかった。誰も知らせてくれなかった。。。)

日本のロードレース黎明期よりトップで走り続けた偉大な競技者。
僕は、あえて「鐵人」と呼ばせて頂きたい。
鐵人の戦歴は、’80~’90のロードレース史で常に上位であった。
本場・西欧に果敢に挑戦した伝説的人物でもあった。

我々は、アマンダの千葉巨匠が勧めるクロモリパイプ愛好者だが、
鐵人も同様であった。昨年の記録もクロモリフレームでの記録。
トッププロが、使い捨てのように使うカーボンフレーム。
そこには、ビジネスが絡むのである。
性能的には、鐵フレームは、カーボンに比べても遜色ない。
ヤビツを知る自転車乗り、技術・体力もさることながら・・・、
鐵フレームを認識せよって、鐵人は言っているのかもしれない。

1951年横浜生まれ。
1980年国体ロードレース優勝以来、20年近くロードレース界を牽引。
シクロクロス界でも先駆者であった。
レースから引退後も「生涯現役」を貫き自転車に対しておられた。
森鐵人が好んで走行されてた、静岡県側、南アルプス麓、山岳林道
これから先何年掛るか分からないが走破し、師を偲びたい。

4年前、鎌倉・金沢周辺の練習コースでの森さんの坂道フォーム。
身辺の坂道でも十分練習はできる。
否、アップダウンを繰り返す方が効果的なのかもしれない。
平地走行・山登りだけしていてもライディングフォームは、完成しない。
ハンドルを持つ(抑えポジション)親指の位置が重要であることを思い出す。
走行後・・・参加者の若者に丁寧に解説されておられた。
当日程度の坂(距離・斜度)であれば20?/h位で走れれば。。。とのご指摘!!
当日ご一緒した仲間、彼等の実力はかなり高い。
そんな彼らでも・・・森さんから感化をうけた、“森マジック”と呼んでいる。
畏敬の念をもって・・受けた感化を己の中に繋ぐこと。
“楽しむ走行”に繋がっていく。

今一度、ご一緒させて頂きたかった。痛恨の極み。

謹んでご冥福を祈り、感謝の念を表したい。
森 幸春(もり・ゆきはる)、2014年4月2日15時16分逝去。

訃報を知ったのは、4月7日のことだった。
親しい自転車仲間、僕の身を案じて知らせてこなかった。
我が身より歳下の友が逝去・・・耐え難いことだ。




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