定点觀察している泉の森に出向いた(4/27)。 目的は、銀蘭を探すこと。 前年、目印を何方かが作っておいてくれたお陰で直ぐに見つかる。 昨年は、枯れかけた茎しか見れなかった。時期が遅かった。 今年は時間的に余裕もあり早くから見に出かけられた。 スッキリと立つ姿、開花には少し早いが確認出来た。 凛々しい姿にちょっと感動!! 開花を予測して数日後に又来ようと、帰宅した。 4月29日誌「大和市泉の森4/27」
昔を思いながら歩いていると、小さな花壇があった。 地元の方々が植え、手入れをされておられるのだろう。 ここの景観に合わせえらばれた花々か。 数種類みえたが、オオアマナ(大甘菜;画像1)を久し振りに見た。 園芸店では、オーニソガラム ウンベラ-ツムと表示?? 何故に横文字名称で売るのか?? 花壇の説明でも日本語名が記載されていないのは?? オオアマナ(大甘菜) ユリ科 (Liliaceae) 学名:Ornithogalum umbellatum 別名; たいりんおおあまな(大輪大甘菜)、 オーニソガラム ウンベラツム、Sleepydick, star of Bethlehem 自然植生:原産地 ヨーロッパ南部 球根で有毒だが、この球根をかつては焼いて食用にしたとメモにあった。 ツリガネスイセン(釣鐘水仙;画像2) ユリ科 (Liliaceae) 学名:Hyacinthoides hispanica (=Scilla campanulata, S.hispanica) 別名: ヒアシンソイデス・ヒスパニカ、シラー・カンパニュラータ、 シラー・ヒスパニカ、 Spanish bluebell(スパニッシュブルーベル。青色品種) 漢名では、聚鈴花(シュレイカ,julinghua)とか藍鐘花(ランショウカ,lanzhonghua) などと呼ばれる。 趣ある漢名だが、昨今の某国は、!??! 横文字が広がって、和言葉表現が薄れているのは、大いに問題だ。 皆さん日本語表現を大切にしよう。 4月28日誌「横浜山下町周辺4/26」
街路地を歩いているとムラサキカタバミと思える花を見た(画像1)。 イモカタバミのようにも見えるが??やっぱりムラサキカタバミと!?! むらさきかたばみ(紫片喰) カタバミ科 学名:Oxalis corymbosa 閑静な山の手住宅地、生垣にベニバナトキワマンサクが楚々と顔を見せた。 周辺環境とピッタリとあっているおしゃれって感じ(画像2)。 べにばなときわまんさく(紅花常葉満作) マンサク科 学名:Loropetalum chinese var. rubra 壁のように少し盛り土をして紅花常葉満作が植えられていた。 隣家の垣根の下にはヒメツルソバが一面に咲き始めて(画像3)。 ひめつるそば(姫蔓蕎麦) タデ科 学名:Persicaria capitata この界隈は、懐かしくも好きなところだ。 4月27日誌「横浜山下町周辺4/26」
シラン・ しらん(紫蘭) ラン科(Orchidaceae) 学名:Bletilla striata (Thunb. ex Murray) Rchb. f. f. striata 鮮やかな赤紫色の花、眺めていると西洋から到来した園芸種と思ってしまう!?! が、実は本州中部以西に分布する国産の野生のランだ。 栽培の歴史も古く、万葉集にも「蕙」で登場してる。 だが野生としては・・・準絶滅危惧 (NT)に指定されてる?? 野生、自生地をなんとか出来ないか!?! 4月26日誌「横浜山下町周辺4/26」
シャガ(射干・著莪・胡蝶花とも書かれる) アヤメ科(Iridaceae) 学名:Iris japonica Thunb. 多年草で林下に群生する。最近は、あちこちで見かける。 葉は常緑(深緑色)、光沢ありやや肉質、長さは30-60cm、幅2-3cm。 根茎は長く這っており長い走出枝を出す。 4-5月に高さ30-70cmの花茎が立ち上方で分枝、多数の花をつける。 花は径5cm内外でほぼ白色。ふつう3倍体で果実はできない。 自然分布; 本州・四国・九州・中国 林床に咲く故、時として落葉等と共に「楽しさ!!」を醸し出す。 4月25日誌「泉の森4/19」
ハルリンドウ(春竜胆) リンドウ科(Gentianaceae) 学名:Gentiana thunbergii よく似た花「フデリンドウ」は高地の草原等に見られるが、 ハルリンドウは低地の湿原や湿った草地などに生える。 箱根の湿生花園で綺麗な姿を見たことがあったが、 地元の里山でみれるとは、、、!! 今年は、箱根に出向けないのでラッキーであった。 華麗な色合いだ。 4月24日誌「泉の森4/19」
[f:id:redhupa:20140427210855j:image] ヒトリシズカ(一人静) センリョウ科(Chloranthaceae) 学名:Chloranthus japonicus 別名: ヨシノシズカ(吉野静)、まゆはきそう(眉掃草) 【「静」とは、静御前を意味するらしい】 北海道~九州の山地の林内に生える。 茎は叢生し、紫褐色で数個の節があり、高さ20~30cm。 茎頂に4個の葉が輪生状に対生、葉が開く前に長さ3cmほどの穂状花序を1個頂生する。 花は1個の雄しべが3分岐、外側2個の花糸の基部に葯がつき、葯隔は白色糸状。 果実は核果、淡緑色、長さ2.5~3mmの広卵形。 定点觀察してる場所脇に、それこそ静かに咲いていた。 4月23日誌「泉の森4/19」
菫の種類を特定するのは??? 里山・森何処に行っても大方、見かける。 画像は、「立壺菫(たちつぼすみれ)」では、なかろうか?? タチツボスミレ(立壺菫・立坪菫) スミレ科(Violaceae) 学名:Viola grypoceras A. Gray var. grypoceras ハート形の葉が特徴的。 低地や山地に生えるもっともふつうに見えるスミレ。 地下茎は短く横たわり、やや木化する。 茎は数本そう生して分枝し、果期には30cmになる。 葉はハート形または扁心形で低い鋸歯がある。 花は、6~10cmで根生ならびに茎上に出て淡紫色の花を咲かせる。 自然分布 北海道・本州・四国・九州・琉球/朝鮮(南部)・中国(中部・台湾)。 写真の撮り方だが、ちょっとスリムに!?! 4月22日誌「ハ菅山4/19」
春爛漫って感じになってきた。 里山の森にも色々な花が咲き出しす。 中でも同属多種で、なおかつ分かりづらい「スミレ種」 画像は、「丸葉菫(まるばすみれ)」では、なかろうか?? マルバスミレ スミレ科(Violaceae) 学名:Viola keiskei Miq. スミレは、単に種を表すスミレ類の総称 世界には、400種あまり、日本にも56種もある。 花のあとに出る夏葉はぐんと大きい。 スミレ科の植物は種類によって、生育範囲がほぼ決まっているらしい。 自然分布;南千島・北海道・本州・四国・九州/朝鮮・中国・シベリア(東部) 丘陵地、山地にはえる。地下茎は短く、葉は柔らかく円心形。 花柄は高さ5-10cmで、大きく白色の花を咲かし、唇弁には紫条が入る。 全体に毛がない。一方、毛があるものをケマルバスミレという。 4月21日誌「泉の森4/13」
林縁から林床、あちらこちらに春の息吹きを感じる。 散策の途、足元でシダ植物が談笑してるやに見えた。 「そこの爺さん・・・又、きてくれたか^^)って微笑ってる」 人知れず、植物たちもいとなみを始める、春。 シダ類の若芽の特定は・・・よくわからない、が多分・・・? オニヤブソテツ(鬼藪蘇鉄)オシダ科ヤブソテツ属 学名;Cyrtomium falcatum ソーラスが見られる頃に再確認してみよう。 色々なシダ植物も若芽を見せてくれる。 4月20日誌「泉の森4/13」