《襍樹・/・古往今来65》更紗灯台

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サラサドウダン(更紗灯台) ツツジ科(Ericaceae)
学名:Enkianthus campanulatus (Miq.) Nichols. var. campanulatus
別名: ヨウラクツツジ、 フウリンツツジ

自生は、山・森に見える落葉低木。高さは2-5m。日本固有種。
だが、ヤマツツジやシャクナゲなどとは異なり、
何故か生垣によく使われるドウダンツツジの仲間。
白地の花冠に紅紫色の縦筋が入ったものが俗に言うサラサドウダン。
(研究者談・以下)
ツツジ科植物の多い安達太良山(福島県・日本百名山・花の百名山)周辺では、
サラサドウダンは縦筋がごく薄く花冠全体が肌色のものや、
ベニサラサドウダンと判別困難なものなどが多く自生している。
それらは植栽されたサラサドウダンには見られない花色の複雑な変異がある。
標準花色のサラサドウダンはごく僅かで変異が多い。
自然分布:北海道(西南部)・本州(兵庫県以東)・四国(徳島県)
名前の由来:花冠に更紗染の模様があることによる。

6月3日誌「6/1箱根・湿生花園」
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《襍庭華歴・/・古往今来64》蝦夷透百合

エゾスカシユリ(蝦夷透百合) ... エゾスカシユリ(蝦夷透百合) ユリ科(Liliaceae)
学名:Lilium maculatum Thunb. subsp. dauricum (Honda) Hara

一般的には、海岸の岩場やがけに見える多年草。
名前の通り北海道原産。
アイヌ語では「マサロルンペ」と呼ばれ、鱗茎を食用。
七飯より飛来、数十年もの間、ガリバーの花壇に??
健気に毎年姿をみせる。
まさにスカシユリ。 まさにスカシユリ。



6月2日誌「6/1自宅」
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《襍木・/・古往今来63》柊南天の実

《襍木・/・古往今来63》柊南...

ヒイラギナンテン(柊南天) メギ科(Berberidaceae)
学名:Mahonia japonica (Thunb. ex Murray) DC.

あまり陽の当たらない陰地でよく育っている高さ1-2mの常緑低木。
革質でヒイラギに似た小葉が、幹の先から放射線状に総状花序をたらす。
黄色の花を多数咲かせる姿は、圧巻だ。
果実が、早くも白粉をまぶしたように藍黒色に熟していた。
ヒイラギに似たナンテン!!わかりやすい名前。

6月1日誌「6/1大和市・泉の森」
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《襍樹・/・古往今来62》野茉莉

エゴノキ(野茉莉) エゴノキ科... エゴノキ(野茉莉) エゴノキ科(Styracaceae)
学名:Styrax japonica Sieb. & Zucc.
別名;チシャノキ, ロクコギ, セッケンノキ, ドクノミ
エゴノキの改良で枝が垂れるよう... エゴノキの改良で枝が垂れるようになった品種。
シダレエゴ(枝垂れ野茉莉) エゴノキ科
学名:Styrax japonicus

里山、麓に自生する落葉小高木。
白い下向きに咲く小花。雄蕊は10本。
自然分布;北海道・本州・四国・九州・沖縄。

マタギや山に入る仕事をしていた東北の方に聞いた話。
果実には麻酔効果があり、砕いて川に流し魚をつかまえた由。
サンショウより効果は低いとか!
果皮はサポニンを含み洗濯にも用いられたらしい。
それ故か?名前の由来は、、、!
実が有毒で食べたとき「エグイ(ひどい)」味がすることに由来。

素人目には、はっきりとわからないのだが?
画像は、野茉莉・・枝垂れ野茉莉、どちらであろうか??

5月31日誌「5/24大和市・泉の森」
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《襍樹・/・古往今来61》野茨(野薔薇)

《襍樹・/・古往今来61》野茨...

ノイバラ(野いばら・野茨・野薔薇) バラ科(Rosaceae)
学名:Rosa multiflora Thunb. ex Murray
別名: ノバラ

低地・山地に生える落葉低木(つる性)。
湿地にも生えヨシなどと混生しているのを見かける。
自然分布;北海道(西南部)・本州・四国・九州

白い5弁花、香りもいい。秋に赤い実がなる。
里山に見る小さくも可憐な花。
誕生花;5月30日の誕生花(野茨の花)
花言葉;素朴なかわいらしさ

5月30日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍樹・/・古往今来60》山吹(弐)

桜の季節の頃に開花する「山吹」... 桜の季節の頃に開花する「山吹」(遅すぎる掲載だが)。
咲き誇る姿もよろしいが、蕾、咲きかけがいい。
《襍樹・/・古往今来60》山吹...

《襍樹・/・古往今来19》に載せた花だが、
写真を整理していたら、蕾が。。。!
再度アップシてみた。
「面影草」私的に思い出した事もあって。
落葉低木で高さ1-1.5m。目線的に良い高さだ。
挿し木や株分けで手軽に増やせる。
庭に咲く風情もおつなものだ。
名前の由来:山の斜面に群生するヤマブキが風でゆれる姿、
それを「山ぶり」といったのだとか、
途に変化して「山吹」になったと言われている。

5月29日誌「4/13大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来59》!?!分からない花名。

《襍草・/・古往今来59》!?...

里山を見て回って分からない花名に出会うと・・・。
しばし佇むも一向に分からない。
わからないだけに印象深く可愛い。小さな花だが。。。
野の生け花!!

5月28日誌「5/25大和市・泉の森」

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《襍草・/・古往今来58》采配蘭

《襍草・/・古往今来58》采配...

サイハイラン(采配蘭) ラン科(Orchidaceae)
学名:Cremastra appendiculata
Syn.Cremastra variabilis (Blume) Nakai

泉の森を散策していて春のラン科植物は、終わりか?
と思いながら歩いていると林縁・林床と。。。!
2箇所でサイハイランと出会った。
森の散策路、アチラコチラでキツリフネの軍団が観られる。
そんな中で、結構地味に・・・俯いて花を咲かせる姿。
健気・・健気、感謝しながら対話させてもらった。
 
5月27日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来57》黄釣船

《襍草・/・古往今来57》黄釣...

キツリフネ(黄釣船) ツリフネソウ科(Balsaminaceae)
学名:Impatiens noli-tangere

この時期、泉の森は、この「キツリフネ」で賑わう。
風に揺れてる風情は趣があるが、結構群生している。
だが、気をつけないと見過ごしてしまう。
葉の下側に隠れるように咲いているから。
幼児が見つけても、親は葉っぱしか見えず通りすぎてしまう。
子供目線。。。!

5月26日誌「5/25大和市・泉の森」
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《襍草・/・古往今来56》芹葉飛燕草

《襍草・/・古往今来56》芹葉...
セリバヒエンソウ・・プロフィー... セリバヒエンソウ・・プロフィール

セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草) キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Delphinium anthriscifolium

先日見かけた場所は、囲いの中で1輪が見えただけだった。
(時期が遅かったようだ)
撮影位置が限られ特徴ある姿が見えない。
2枚目の画像は、以前のもの。

名前は、葉がセリの葉に花がツバメの姿に似ているから??
明治時代に入ってきた中国原産の帰化植物。

この植物は、「小石川植物園」から逸出したと言われている。
現、東京大学大学院理学系研究科附属植物園(小石川植物園)。
歴史は古く、1684年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」が遠い前身。
明治10年、東京大学が設立され附属植物園となり一般にも公開されてきた。
この「芹葉飛燕草」現在首都圏でしか自生は確認されていない。

5月25日誌「5/25大和市・泉の森」
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