ブログル仲間の皆さん、今年も色々、お世話になりました。 来たるべく日々、何とか有意義に過ごしたく存じます。 バタバタ・・・飛び歩いた1週間。 2014年の準備。とは申せ・・・些か疲れた。 来る年は、のんびりとしたい。 皆さん宜しくお願いいたします。
今年最後の「箱根会合」、月中の日曜日に出向いた。 「温泉に、酒宴にのんびり」これが主目的みたいな集まり。 「酒宴」が楽しみの御仁も多いが、 のんびりと月明かりの中で浸かる露天風呂も乙なものだ。 野に引き寄せられる己が居る。 今回は、山の中腹に鎮座する、阿弥陀樣を訪ねた。 久し振りに訪ねたそこは、茅葺き屋根ではなく銅板引き屋根に変わっていた。 風情・・・どちらが良いのか!?!等と勝手に思ったが。。。 先代の尼さんは、今年で13回忌だった由。 昔の苦労が、今の寺域を作り上げたのだろう。 野仏が、、、「百万遍念仏の数珠車」が、迎えてくれた。 あれから2週間、早いもので年の瀬29日。 東北・震災地近くの居所(小部屋)を引き払うことにした。 来年は、少し南東の小村に通うか?? 未だ復興の目処さえ立たない小村は、幾つもあると聞く。 そんな所でも「老人」が頑張っておられる。 生き甲斐・使命感、元気・健気。 少しずつだが、立ち直って行く姿。それで良いのかもしれない等々。 温泉に浸かりながら思うなどと、不謹慎だったが。。。 今日は小晦日(こつごもり)、12月29日だ。何も出来なかった2013年。 焦り・あせる・・・。 19歳の若さですでにこんな句を詠んだ芭蕉。 「春や来し年や行けん小晦日(こつごもり)」 来年こそは、充実した年になる様に祈り希す。 否、必死に頑張り対処せねばいかん。 12月29日の過去・出来事^^)私的関心事。 1819年:小林一茶の『おらが春』が刊行される。 1675年:イギリスでコーヒー禁止例が発布(それ故、英国は、紅茶?)。 1662年:松尾芭蕉19歳の句(公の句として残る芭蕉最古の句)。
我が子達は、すでに独立。静かなクリスマスを過ごしている。 幼少期の我が子達、サンタクロースを信じ切っていた!! 友達の親からそれを否定されて怒って帰宅したことがあったらしい。 我が子は、母親に難しい注文(プレゼント)を語っていた。 それをクリアーする、って結構楽しかった。 遠い昔の思い出。 雪のないクリスマス。それでも。。。。! 野にやさしい・・・温暖地では?と言うクリスマスツリーって?? 散策の度に見ゆる枯れ行く姿に誇らしさを感じる。 こんな雑草が愛おしい。
スイス、チューリッヒから国際列車ICに乗り、 独逸フランクフルト方面へ。 シャフハウゼンを過ぎると、鬱蒼とした森を通る。 「黒の森」と呼ばれるドイツ唐檜を中心にした針葉樹林帯。 眺めているだけで、厳かな雰囲気を感じる。 とりわけ今の季節、白い綿帽子をかぶった姿は神秘的だ。 ************* ドイツトウヒ(ドイツ唐檜) 別名; ヨーロッパトウヒ(ヨーロッパ唐檜) 学名;Picea abies 英名 Norway spruce マツ科(Pinaceae) トウヒ属(Picea) 高木/常緑/雌雄異花 高さ:50m位にもなる。/葉長:2~3cm/果長:10~16cm 樹形は狭円錐~円錐形。樹皮は灰褐色で厚く鱗片状に剥がれる。 側枝は水平または斜上で小枝が下垂する。 針葉は短く密につき濃緑色で光沢がある。 葉の断面は四角形で、各面に気孔線がある。 花は5月に開き、球果は長楕円形。 品種・栽培品種が多く、矮性の‘リトルジェム Little Gem’、 枝垂れ樹形‘ペンデュラ Pendula’、小型で匍匐性の‘プミラ Pumila’等。 原産地; ヨーロッバ 生育;浅根性で風にやや弱い。 耐暑性、耐寒性に優れ、刈り込みに耐え、雪にも強い。 庭木、公園樹、防風林、防雪林、クリスマスツリー等に用いられる。 建築材、ヴァイオリンの表板やピアノの響板などに利用される。 ************* 「ヨーロッパモミ」と共に、針葉樹林帯での主要樹種のドイツトウヒ。 西欧でクリスマスツリーに用いられるは、「ドイツトウヒ」が一般的。 2008年にスウェーデンで発見された「ドイツトウヒ」が、世界最長寿。 何とΣ(゚д゚lll)”約9,550歳”と推定された。 ただし、長寿なのは根の部分で、上部はやや新しいらしいが。。。! 神秘的な独逸唐檜である。
街中では、イルミネーション・華やかに輝き、人々が行きあって。 世界中の街角でも豪華な飾りつけが見られるクリスマスシーズン。 が僕は「深々」と、そんな響きが好きだ。 イベント化してしまった感があるクリスマス!! それは、それで良し。 植物を背景にブログっている。今回は、聖樹。 クリスマスツリーの原型は、古代ゲルマン民族の冬至の祭りに使われた樅の木に由来するとある。 ドイツ周辺に伝わる「クリスマスツリー」。 樅の木に住む小人が村に幸せを運んでくる。その小人に樹にとどまっていてほしい、と。 花・卵・ロウソクなどを木に飾ったのが始まりと伝えられている。 西欧では、樅の木は少ない。ましてや古くは、各所に植栽されたとは思えない。 この風習が広がるにつれて、 一般的に多くあった、ドイツトウヒが代用されるようになったのでは!?! 常緑樹の樅の木は、永遠の生命を象徴するものと崇拝されていた往古。 希少な木ゆえ信仰の対象にもなったか?? 日本に伝わった「クリスマスツリー」。その頃の西欧は、ドイツトウヒが一般的だった。 所が日本では、もみの木は特産品としてあった。 今日、日本ではもみの木をクリスマスツリーとして使われている。 これは、ドイツトウヒの学名;Picea abies、 つまりモミ属名“Abies”をもみの木と勘違いした??
子供(小・中学生)には少々・意味不明!?! 難語を教えてくださった恩師がお二方おられた。 小学3・4年担任の女性教諭、 病弱で出席日数が足りない、と病室で個人指導をして下さった。 おかげで進級できた。 中学時代、部活の顧問、3年時の担任だった男性教諭。 それぞれ自宅にまでお邪魔させていただけた恩師。 小生の都合で長いことお目どうりしておらなかった。 このお二方が、この1ヶ月の間に逝去されていた。。。 不明な、弱き教え子を絶えず案じてくださっておられたとは。 ご遺族が、日記を添えてお知らせ下さった。 なんと不義理な昨今であったか後悔しきり、落ち込む。 「空即是色」「色即是空」「不生不滅」当時は、意味不明?? 念仏のように、毎日唱えよ、って指導くださりおられた。 今、ありがたく頭を垂れる。県内にお住まいだったお二方。 即刻お参りさせて頂いた。 異国に身を置いたことある自分、その時日本人を特に意識したものだ。 お二方の恩師、それぞれご家族をお供に仕事先の南独の地にお招きした。 それしか御恩に対して礼をつくしていない。いかんともしがたい。 一休禅師が、元旦に杖の先に「晒され頭」を載せ、人々に示し詠った!! 「正月は、冥土の旅の一里塚 めでたくもあり、めでたくもなし」と。 履新を迎えたら真摯に思ってみたい詠歌だ。 病弱で、友達付き合いがあまり出来なかった幼少期。 そんな頃、唯一、付き合ってくれたのが、同居の犬くんたち。 犬のお世話をしていた母、同居の犬くんたち、僕の見張り役だった。 シェパードが多かった中でマンチェスターテリアとバセンジーの雑種犬。 彼が最も親しかった。週末よく海岸を散歩した。 母の言いつけが絶対だった犬君たち。彼らに躾けられた感が強い。 年末に、色々と思い出させて頂けた。 先ほど戻ったら、今度は、妻の恩師の訃報が・・・。 老境を如何となすか!!!そんな歳になってしまった。 「生死一如」こんな言葉も思い出す。
どこにでも見られる{やつで」。テングノハウチワとはよく言ったものだ。 ・五加(うこぎ)科ヤツデ属。 学名 Fatsia japonica 学名はラテン語で記されるが、つうれい。 Fatsia は、日本語の「八(はち)・八手(はっしゅ)」を意味する。 余談だが、ラテン語は、学問の世界では、世界共通語。 日本では、第二外国語(大学で)にラテン語を選択するものは少ない。 かつて、西欧人が日本の学者は、おとなしい、と言っていた。 学者としてラテン語が不得手では西欧では通用しなかったのでもあったか!?! そんなオチがあったように思える。 扨さて先日、やつでの花を垣間見れた。そこには、虫が蜜を吸っている姿が。 やつでの思い出は・・・竹で作った鉄砲?の玉に使ったくらいの思い出しかない。 今の季節、やつでも可愛く見える。 冬場は、鳥さんたちの餌になるだろう。自然界は、うまく連鎖している。
春に「アブチロン〘別名;チロリアンランプ・浮釣木(うきつりぼく)〙」を記した。 ブログル仲間のスレッドに二度咲きの花々が紹介されてる。 天候異変に合わせて花々も変化してるのか??楽しみが増えるか・・・? 等と思っていたら、わが家の浮釣木にも花が咲いてるではないか!?! 以前、この花を見ながら、釣りで使う「ウキ」談義を故、甘糟章さんと。 「浮き沈み」とは、哲学的な言葉ですなぁ!!・・・。氏の表現。 話は、だんだん高尚となってきて。 日本では余り紹介されていない偉人な日本人の話に。 医学者の肥沼信次(こえぬまのぶつぐ)に始まって、社会学者の松原久子さんの話。 そして最後には哲学の話しへと。 梵文・唯識二十論の写本発見者、フランス人のシルヴァン・レヴィ(Sylvain Lévi)の話が出た。 対してドイツでの仏教哲学者の北山淳友博士に触れられる。さすが編集者だ。 だが少しドイツを知ってる程度の僕には重い。少々、難あり。高尚過ぎる!! 北山淳友博士の論文は、独語しかない、日本語の訳本は1冊だけか! 「文献検索で、著名なErich Frauwallnerが北山淳友博士の論文を引用している。」 「ドイツでは著名な日本人学者。 ハイデルベルグ大学でKarl Theodor Jaspersの下で、 博士論文を発刊『仏教と形而上学』。 論文中に梵文・唯識二十論の独訳があります。 レヴィの仏訳が1932年ですから2年早く独訳が出ていたことになりますね。」 「ハイデッガーの“Dasein(現存在)”的用語を用いた個性的な哲学書。 現象・実存哲学、解釈学的唯識思想論で興味深いです。」 (後日、検索でフランス語訳の資料を頂いた)。 こんな会話をした後、夕飯を頂き、その日のメインイベント^^)、 南 佳孝さんの海岸ライブに出かけた。 大人の楽しみ・・・プライベートライブで大いに盛り上がって。 季節違いだが、故人を偲びたい。 ミュージシャン「南 佳孝」・・・一般的には、年代的にも知る人が少なくなって。 改めて、「昭和は、遠くなりにけり」。 下の映像のようなものは、今どきはやらないか?? 我が青年期にはたくさんあったような気がする。 今、聞いても古めかしさは感じない。
日頃、PCとの付き合い、取り分け活字とのニラメッコが多いのだが・・・。 数十年もの間、PCで見る活字(WEB)、書籍の様に・・・なんて思っていた。 長い事使わせてもらっているウェブブラウザが、バージョンアップした。 あのギザギザモヂが、実に綺麗になった。 「文字を読むための道具」PCでの進歩進化。ありがたい。