相川の町を遠望できる「春日岬」に着いた
突き出た岬の先には石灯篭が設置されているあちらこちらにカンゾウの花が咲いている
右手に黒い建物が目に入った
屋外で若い男性二人が盛んに作業をしている
薪を作っている塩工房 佐渡風塩釜屋内の塩を作る釜を見せて貰った
出来上がった塩を舐めさせて貰うと、仄かな甘みを感じる
塩辛さがあった
色んなミネラルを含んだ塩である
長手岬に寄り、相川方面へ歩を進めた海岸に寄り添う二つの岩夫婦岩人影は殆んどなく、波も静か
通り過ぎる車も少なく、快適な海岸線です
雨模様の中、荷物を纏め背中に背負うと出発
坂道を小1時間ほど汗をかきながら登りつめると
「台が鼻燈台」の入口に到着
小道には金属パイプの柵が施されている
それを越えて草に覆われた小道を辿ると燈台に到達したゴミの不法投棄に業を煮やした「公機関」が行なったことでしょう
観光立島を標榜するところで、この有様を拝見し来島者の減少を
嘆いている原因の一つをここに見ることが出来ます何故、車で小道に入れないようにしたのなら、小道は心地よい
遊歩道に作りあげないのでしょうか
藤棚のある小公園の隣りに、家庭菜園と思しき畑があり
盛んに水遣りをやっている人が数人いました
お爺ちゃんは大正二年生まれ、お婆ちゃんは大正三年の
生まれ
共にゆったりとした動作ですがお元気そのものこのお婆ちゃんの畑でしたが、使いきれないので多くの人に
使ってもらっているそうです
二見には電力会社の火力発電所があります
その隣りに小公園があり、藤棚の下を今晩の野営地と決めました
屋根はないのですが、柱を樹木の替わりに使わせて貰いました
海岸の防波堤に沿って歩いていると、魚を捌いている光景に
出くわしました
昨年、その表通りを歩いていると「ふぐの卵巣」の加工
をしている店を目にして気にかかっていました捌いている人に尋ねると「ふぐの子の粕漬け」を作っている
佐渡でただ一軒の店だそうです
写真を撮らせて頂き、商品の発送を依頼しました五代続く老舗で、佐渡沖で獲れる「ごまふぐ」の卵巣を
二年以上塩蔵した後に、無毒の検査を受けた後販売するそうです
帰宅後、味わって見るのを楽しみに
もう、7月となりました
この紀行のスタートが6月の3日一寸月遅れの感は否めませんが、旧暦の6月5日は端午の節句
旧暦で一般に行なわれるのは「お盆」ですが、地方により
雛の節句や端午の節句も旧暦で祝いますこの画像は6月5日よもぎと菖蒲を束ねて軒に飾ります
由来は
菖蒲(しょうぶ)蓬(よもぎ)
中国においては邪気(じゃき)を払い健康を祈願する日とされ
野に出て薬草を摘んだり、蓬(よもぎ)で作った人形を飾ったり
菖蒲(しょうぶ)酒を飲んだりする風習がありました。 蓬(よもぎ)や菖蒲(しょうぶ)は邪気を払う作用があると
考えられていました。
現代の日本においても菖蒲や蓬を軒に吊るし、菖蒲湯
(菖蒲の束を浮かべた風呂)に入る風習が残っています。
朝食を済ませ、「家財道具」一式を収納し出発した
これから3回程登り下りを繰り返し素浜海岸を過ぎて
本日の宿泊予定地へ向かう程なく立て看板があったので、観察をしてみた柱状溶岩と書いてあるが、門外漢のためにその価値が
どのようなものかは判断できない
この旅の二泊目は沢崎鼻燈台の東屋を借りての泊りである
手すりを樹木の代わりをするが、低い為に床に身体を横たえて
休む
勿論、エァーマットがあるので眠るには支障はない標高38m程の燈台から北方向を眺めると、明日向かう
大佐渡の一番西の端の山並がうっすらと見える
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