サザエはそのまま、つぼ焼きにする
色んな調理方法があるが、本日の夕食には素朴な食べ方を
岩カキとサザエを収穫し、流しでカキを開けていると
隣にテントを張っている父子と知り合いになる
小学校5年の息子さんは、カキを開けることが出来るので
手伝って貰う
テントの設定が終わったので、早速近くの波除へ一潜り
この島のルールは内浦と釜谷のキャンプ場周辺の素潜りは
大目に見てもらえる
但し、ウエットスーツは禁止である
最近はラッシュガードと言う、素晴らしい伸縮性の衣類を
着て海に入る
内浦港に到着
預けた荷物をトラックから下ろし、キャンプ場へ向う
その前に、島のお世話になっている人へほんの気持ちを届ける
キャンプ場には多くのキャンパーで賑わっている
いつも人の少ないときにテントを張る場所が占拠されている
ハンモックテントは樹木を利用して設定
漸く、場所を定め今晩からのねぐらを作る
雨模様のため、その対策をしっかりと
夕刻から風と雨が若干強くなったので、一人用のテントを張った
別荘付きの贅沢なキャンプだ
岩船港を出航し、暫らくすると小雨が当たってきた
今日は雨の野営となりそうだ
この船は、午前10時に出て、粟島には11時28分に到着する
子供たちが沢山乗船し、民宿やキャンプで泊まるのであろう
非日常性で興奮している
島影が近づくが、視界が悪い
凪は穏やかで、揺れは殆どなくエンジン音と振動だけが伝わる
土曜 「勝手に言いたい放題」
『蔕翁雑話』(TAIOH ZATUWA)
2009/08/15 第七回
今回は政治関連から離れて、蔕翁の繰言を一言
キャンピング(野営)を行い旅を多くやってきた。これまで若い頃から、スキーや登山(中低山)、スキンダイビング、カヌーイングを繰り返し、野山をフィールドに楽しんできた。サーフィンやスノーボード、スノーシュー、パラグライダー、ヨット、スポーツカイト等々。そこで、これらの様々な遊びの大本は何処かを考えてみると、殆どが欧米の発祥である。果たして日本発のスポーツやアウトドアで世界を席巻しているものは何かあるであろうか。残念ながら思い当たらない。遊ぶことは「悪」であると頭に刷り込まれた国民性がこの優秀で、巧みの国民には弊害をもたらして来た様である。これらのスポーツやアウトドアが物造りで産業になっている。これからの時代、大いに仕事をし、かつ大いに遊んで世界に発信できる「モノ」や「ノウハウ」を広めたいものである
今年の夏は天候に恵まれず、その上体調の不振で野山は控えていた
流石にお盆を迎え、夏祭りの喧騒から逃れようとパッキングをして
日本海に浮かぶ小島へ出かけた
相方に「雨男」と揶揄されながら
この島の素晴らしさ、快適さ、フレンドリィは関東方面の人の
リピーターが多くを物語っている
「不便さを楽しむ」
今回も単独でテントを張り、3〜4日過ごす予定である
出発に先立ち、勇ましい格好と多くの持ち物を携えて出発
当然、キャンピングの道具、スキンダイビングの道具一式
トレッキングの用意、10数食の食料、調理用具一式等々
今回もテントは別宅付き(ハンモックテントと一人用テント)を持参
天候がイマイチ安定しないので、雨対策を完璧に考える
家路へ向かう車中から、鈴なりになった柿の木があちらこちらで
見受けられる
以前も書いたが、農家では柿は沢山なっても出荷せず
そのまま放置されることが多い
下山開始から2時間半ばとなる
大きな杉木立を抜けると、自動車を駐車した神社に辿り着く
晴天の山路は気持ちよい
下山開始から2時間以上を過ぎた
アエギながらの登りのとは違って、下りは一見楽そうに
見えるが、山道ではそうはいかない
根があり、凸凹があり、岩や石が飛び出ている
その上、体を支える為に足の筋肉を強烈につかう
登山後の足の筋肉痛は下山時に起きる
平場に近づき、美しい種子を見つけた
木を引き寄せると、独特の臭気がある
「臭木」(クサキ)
下山をして途中の山道は落葉の吹き溜まりとなっている
雨が続くと川のように流れるであろう
この落葉が微生物により分解され、水に溶けて平地に流れ出る
海に出たこの水がプランクトンを育て、魚や貝類が育つ
広葉樹の森林がいかに大切か、物語ってくれる
広葉樹を切り拓いて、杉の植林を未だに推進する森林行政に
腹立たしさを覚える
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