10月
12日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day9)「『主役』は誰なのか?」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的(完了)
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入(完了)
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着(今回から)
今日は、その9回目。
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
についてです。
【章立て】
1.そもそも主役は誰なのか?(今回)
2.主役の心掛け
3.定着のための工夫・こつ
【1.そもそも主役は誰なのか?】
(1)「1on1ミーティング」の主役は、言わずもがな「部下」です。
主役ということは中心人物、スポットライトを浴びる人。従って、多少のアドリブや自分勝手も許されます。
(2)しかし主役は一方同時に、期待も大きいし責任もあります。ここで「1on1ミーティング」で部下の側が果たす責任とは何でしょうか?
それは取りも直さず、その時間を最大限活かそうとする姿勢やマインドです。「会社の制度だから」とか「上司がやるって言うから仕方なく」では、その責任は果たせません。
(3)とかく上司・管理職側のスキルや心掛けに焦点が当たる「1on1ミーティング」ですが、私は部下側のやる気も大きくその巧拙を左右すると感じています。
上司・管理職などのリーダーだけが頑張って対応してリードしても、人間関係は相互作用。お互いが「パートナーシップ」というものを理解して運用しようとしなければ、上手く行くものも行かないですね!
この点はコーチング・セッションにおけるコーチとクライアントの関係と全く同じです。合意に基づいてお互いのベクトルが合致した時に、その効果が最大化されるのです。
ではまた次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお
10月
2日,
2022年
今日の呟き(5)「親離れ・子離れ」
子離れ、の方が
難しそうだ!
子供にとって親は、段々と世の中いる「一介の大人」になっていくように感じる。
一方、親にとって子供は、いつまでも「自分の子供」のままと感じている。
反省も込めて!
9月
28日,
2022年
今日の呟き(3)「先ずは、使う『言葉』を変える」
「私は」の代わりに、「私たちは」を使ってみよう!
言葉を変えると視点が変わる。
視点が変わると行動が変わる。
詠み人知らず
9月
25日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day8)「困った時の答えは、『部下でもある』上司の中にある!」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的(完了)
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入(本日続き)
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
今日は、その7回目。
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入
について、続けて行きます。
【章立て】
1.管理職・上司の役割(完了)
2.何のために「1on1ミーティング」を実施するのか?(完了)
3.管理職・上司に必要な「心構え」(完了)
4.先ずは何から始めるか?(本日)
【4.先ずは何から始めるか?】
色々な観点で触れてきました「1on1ミーティング」ですが、準備がある程度出来たらとにかく、始めてみることが大切です。
やってみて分かること、体感できることは多いです。そして、自社により相応しい方法を模索し、試してみることがもっと重要です。
そこで今日は、とにかく始めてみようと考えている皆さんに、どこから、どのように始めるか? いくつかご提案を致します。
(1)1on1ミーティングという「非日常」には演出が必要。
ぜひ「1on1ミーティング」専用の場所や部屋が欲しいです。人は、物理的な環境を変えることで気分が変わるものです。食堂の四隅に、高めのパーティションで囲って専用スペースを確保するのも一法ですね!
(2)上司の役割という「思い込み」を捨てる
社内の会議や打ち合わせは、どうしても上司がリードしたり、管理職が方向性を決めたりします。これは上司の「役割」。
しかし「1on1ミーティング」は、それとは全く異なる、180度違う異次元のセッティングです。
そこでは上司である皆さんは、自分が話す・指示する・教える、という当たり前の振る舞いを一度、捨てましょう。
「あ、そうなんだ!」
「それで、どうなったの?」
「興味深いね!その時、○○さんはどんな風に思ったの?」
部下の話をまるで「紙芝居」を楽しむがごとく、話の展開を好奇心を持って聴きましょう。上司のこのリアクションに呼応して、部下が沢山の話をしてくれるようになれば、「1on1ミーティング」の目的の7割くらいは達成されたことになります。
(3)上司は「自分が部下である」体験を最大限活かす
上司である皆さんは大抵の場合、誰かの部下であると思います。上司の役割しかない人は、恐らく会社の社長さんくらいでしょう。
「1on1ミーティング」で部下に、どのように対応したら分からなくなったら、このように考えてみてください。
「部下である自分は、上司からどのように扱ってもらったら心地良いのか?」
自ずと答えは浮かんでくると思います。そうなんです、答えは上司である皆さんの「部下として体験」の中にあるのです。
ではまた次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお
9月
24日,
2022年
「DX」導入は、ある意味で「1on1ミーティング」導入と同じ!
最近、そこらじゅうで耳にする「DX」という言葉。
何となく分かるようで、IT化とかシステムの導入と何が違うのか?
そんな疑問を解消するため、この本を読んでみました。
読了して気が付いたのは、
DX導入はある意味で、「1on1ミーティング」の導入と似ている
ということ。
つまり一言で表現すると、
それらは、ビジネスの考え方や組織文化を変えるための
起爆剤となり得る「手段」。
本の内容は決して難しくはありません。しかし、実際に行動を起こすのは、それ程簡単なことではないです。しかし.......
ぜひご一読を。
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお
9月
22日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day7)「先ずは上司の『心構え』から!」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的(完了)
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入(本日から)
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
今日は、その7回目。
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入
について、続けて行きます。
【章立て】
1.管理職・上司の役割(完了)
2.何のために「1on1ミーティング」を実施するのか?(完了)
3.管理職・上司に必要な「心構え」(本日)
4.先ずは何から始めるか?
【3.管理職・上司に必要な「心構え」】
「1on1ミーティング」にスキルは必要です。しかし、それが独り歩きするのは本意ではありません。むしろ「心構え」「マインドセット」が重要だと考えます。
心掛けやマインドセットがあって初めて、スキルが生かされる。
そして心掛けは、「1on1ミーティング」の本質的な目的や目指すものに直結するものと考えられるからです。
下記3つの「心構え」を提唱したいと思います。
(1)目の前にいるのは部下ではなく、たまたま職場を共にする「ひとりの人間」である
(2)上司・管理職は答えを持たなくて良い
(3)「1on1ミーティング」に、短期的な成果や結果を求めない
中身は次回以降に記して行きます!
ではまた次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお
9月
19日,
2022年
「1on1ミーティング」を再考する(Day6)「上司にとっての『1on1ミーティング』とは?」
最近「1on1ミーティング」と言う制度を導入した、導入したいと要望される会社が多くなっています。特に大企業にその傾向が顕著のように感じます。
しかし、「上手く行っている!」という声よりは、「導入が難しい!」「定着するのが大変」という声の方が多いように思います。
そこで私の経験も交えながら、「1on1ミーティング」の原点や本質に立ち返って、この残念な現実にどう対応したらよいか?
この点を私の独断と偏見で綴って行きたいと思います。ブログタイトルは題して
「『1on1ミーティング』を再考する」
前回は私自身がセルフコーチングという手法で「気になる点」や「課題」を列挙しました。そしてそれらを、3つの大テーマにカテゴリー分けをしてみました。
【大きな章立て】
第一章「1on1ミーティング」の本質・目的(完了)
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入(本日から)
第三章「1on1ミーティング」の継続・定着
今日は、その6回目。
第二章「1on1ミーティング」の準備・導入
について、続けて行きます。
【章立て】
1.管理職・上司の役割(完了)
2.何のために「1on1ミーティング」を実施するのか?(本日)
3.管理職・上司は「1on1ミーティング」に、どのような準備が必要か?
4.先ずは何から始めるか?
【2.何のために「1on1ミーティング」を実施するのか?】
「1on1ミーティング」の主役は、もちろん部下の方々です。
しかし、管理職・上司の視点でも幾つか重要な目的があります。それを確認しましょう。
私は大きく捉えて下記の3つだと考えています。
(1)「人と人」としての関係づくり
(2)部下の人材育成のヒントを得る
(3)日常業務の円滑化のための土台作り
中身は次回以降に記して行きます!
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にする」プロコーチ、砂村よしお