10月
13日,
2022年
「AI」って何だ?
最近、耳にするのが珍しくなくなった
「AI」
「ロボット」
「ディープラーニング」。
自分には関係ない、と思っていてはいけないと思い、この道に詳しい知り合いから紹介してもらった入門書!
松尾豊氏 編著「超AI入門」
ずぶの素人にも読みやすく、分かりやい本です。
AIやディープラーニングのメカニズムを理解することによって、逆に人間の脳の働きが理解できるようになることが興味深いです。
この本の中に、こんな章立てを見つけたので紹介します。
「AIが対応できないとき」
少し要旨を抜粋すると、
・ディープラーニングの画像認識は人間を上回るレベルの成果を挙げてる。それでも100%の正答率とは言えない。
・AIは「過学習」という現象を起こすことがある。AIは大量のデータによって学習していrが、その学習データに適合しすぎて、そのデータでの正答率は高いが、それと異なるデータでは正答率が低くなる。
・(人間に当てはめると)ある人が試験のために勉強しているとします。練習問題を何度も解いたら100点を取りました。しかし本番のテストでは20点でした。そして別の人は、練習問題は80点で、本番のテストは70点でした。
・この二人のどちらが良い学習が出来ているでしょうか?
この下りを読んだ時、私が昔、中小企業診断士の受検対策の勉強をしていた頃のことを思い出した。
事例課題に改善提案を解答する2次試験の勉強をしていた時、通っていたスクールのカリスマ講師から、こんな助言をもらったのだ。
「砂村さん、もう勉強はいいよしなくて。勉強しすぎだよ!このままじゃずっと合格しないかも。」
と衝撃のアドバイス。
当時の私は、出題が予想される業種・業態の中小企業が抱える課題を、全てリストアップして、その莫大な提案内容を暗記していたのだ。
「そんなもの覚えても実践では役に立たない。そもそも、そのバリエーションは数限りなくある。
それよりも、多くの中小企業に共通している課題を抽出して、それに対して『骨太』で『汎用的』な改善提案とは何か?と、自分なりに考えないとダメだ。」
今、AIによるディープラーニングのメカニズムを理解することで、当時のカリスマ講師の助言の真意が呑み込めた。
今日はここまで。また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
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