1月
18日,
2023年
物事を見る眼
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。
先日、日経新聞を読んでいたら「なるほど!」と感じる内容のコラムを見つけたので、皆さんと共有させてください。
その内容は、
「物事を見る時の眼・視点」
簡単に要旨を纏めると以下の通りです。
1.物事を見る時に次の眼を持つようにすると良い。
(1)虫の眼
(2)鳥の眼
(3)魚の眼
(4)コウモリの眼
(5)内省の眼
2.それぞれの内容は下記の通り。
(1)虫の眼
ひたすら現場を見守る眼・視点
(2)鳥の眼
全体を俯瞰する眼・視点
(3)魚の眼
時代の潮流を知覚する眼・視点
(4)コウモリの眼
逆さまから見たり、様々な角度から見る眼・視点
(5)内省の眼
自分自身を見つめる眼・視点。上記(1)から(4)は全て外界を見る眼。
一方、「内省の眼」のように自分自身を見つめるという眼・視点も重要である。
また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
1月
17日,
2023年
コロナに罹って分かったこと・感じたこと
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお、です。
罹ってしまった!と気が付いた時には既に時遅し。
見る見るうちに体温が上昇。平熱が36度の私に、38度はかなりキツイ。
ということで「自宅隔離」を挙行。
といっても私が、自分自身で出来ることには限りがある。
私自身がまるで病原体になった気分。
家族には悪気はないのだが、何となくよそよそしい、距離を置いている雰囲気。
「健康の有難さは、失って初めて分かる」
なんて陳腐な表現だが、これは本当だ!
発症して6日間経過して、やっと普通の生活が出来るようになってきた。
そこでコロナに罹って分かったこと・感じたことを簡単に記しておきます。
・部屋に一日24時間、監禁されるのは大変だが、貴重な経験ではある
・パソコン・スマホで大抵のことは対応できる、と思う罠
(生身の人間と話が出来ない寂しいは日々募る)
・家族の有難さを改めて思う
(自分一人で出来ることはトイレに行くことだけ)
・部屋に居続けることで出来ることを探す
(制約があるからこそ、やれることがある)
部屋の片付けや、日頃読まない種類の本を読むなど、日頃しないことに集中できた6日間でした!
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
1月
14日,
2023年
社長の仕事は、言葉で「人を動かす」こと!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしおです。
色々な規模や業種業態の社長さんからお話を伺っていると、社長業とは
「言葉で人を動かすこと」
だと感じます。
動かす、と言うと無理やり、強制的に、というニュアンスがあるかもしれないです。
しかし私の意図するところは、社長の言葉で、自然に行動が引き出される、ということです。
では、社長が相手にしている「人」とは誰か?
これは、会社を取り巻く人、つまり
1.顧客
2.社員
の2種類の人たちです。
社長自らトップセールスで、お客様に売り込みをする。自社の魅力や自製品の性能などをお客様に理解頂くために話をして、最終的にはご購入頂く。
商品やサービスが魅力的だから「顧客」は、自らの意思で購入の意思決定をする。
これが顧客という人を動かす、ということ。
それでは、社長のもう一方のお相手である「社員」。
この会社は何を目指している会社なのか?そして、この会社で働いていると、どのような自分になれるのか?
社長自ら経営理念やビジョンを社員に説明をする。それも社長自らの言葉で。
その腹から発声された言葉に社員は感動を覚え、共感し、自らの意思で色々な挑戦をしていく。
これが社員という人を動かす、ということ。
社長は、これらニーズの全く異なる2種類の人たちに語り掛け、動いてもらう。
これが社長の仕事だと感じます。
また次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
1月
13日,
2023年
「当たり前」を洗い出す!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしおです。
今日は今、読んでいる書籍から、私にぐっと刺さった表現や切り口をお伝えします。
読んでいるのは、
佐宗邦威著「直感と論理をつなぐ思考法」
随所に刺さる切り口が登場するので、全ては書き切れません。
とかく会社や組織において求められるのは、論理性や理路整然とした理由付けだったりします。
しかし、そうだからと言って必ずしも成果が出るわけではありません。
これは皆さんが日頃、様々な場面で感じている点だと想像されます。
「じゃー、どうしたらよいのでしょうか、佐宗さん?」
と言う我々の悲痛な叫びに対して、いくつかの答えを提示しくれている内容です。
答え?ではなく、考え方・見方を示してくれている、
と表現するのが適切かも知れません。
この書籍全体の大きなテーマは
「ビジョン・ドリブン」
ぜひ手に取って頂きたい本です!
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
1月
9日,
2023年
リーダーシップというものを思う時(12)「リーダーとして『やらないこと』は何ですか?」
今日のテーマは、いつもとはある意味で逆の視点、つまり
「やらないこと・しないこと」
実は、このテーマは懇意にしているプロコーチからの問い掛けに基づきます。
リーダーとして
「やらないこと」
とは何でしょうか?
セルフ・ブレインストーミングをしてみて、思い付くままに挙げて行くと、以下の通りです。
1.感情的に怒る
2.「上層部(社長や役員)の意向だから」という理由で部下に指示する
3.判断基準をころころ変える
4.意思や意図が感じられない、分かりにくい指示を出す
取り敢えず今回は上記に留めておきます。後日あれば追加項目、そして少し内容の説明を加えます。
乞うご期待!
ではまた次回!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
1月
1日,
2023年
4冊目の「10年日記」
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしおです。
皆様は今年からは何を始めますか?
私は「20年日記」。
なんと今年が4冊目の最初の年。
よくぞ30年続けました!これから10年、また綴り続けます。
また次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお
12月
28日,
2022年
リーダーだけではリーダーになれない!
ふとしたことからアイディアが湧くことがあります。会話が深まることがあります。
今回のテーマは将に、プロコーチ同士の何気ないやりとりから想起したものです。
「リーダーはリーダーだけではリーダーになれない!」
私の過去の失敗や「こうすれば良かった!」と、今だから言えることも含めて、綴って行こうと思います。
今回はざっくりと全体の流れだけ記します。中身は後日、加筆するかも知れませんし、しないかも知れません。
1.私のエピソード
「リーダーとは何か?」を自らに問われた出来事
2.リーダーの役割とは
(1)チームの存在意義を語る
(2)ゴールとそこまでの道筋を見せる
(3)チームメンバーを応援する
3.リーダーの制約
(1)リーダーは一人では事を成せない
(2)チーム全員一致はあり得ない
4.リーダーの役割を機能させるためには
(1)ネガティブから目を逸らさない
(2)仲間を見つける
(3)自分を信じ、チームメンバーを信じる
5.フォロワーを見つけ、育てる
(1)同調ではなく共感するフォロワーを見つける
(2)より良い提案をするフォロワーを育てる
(3)フォロワーをリーダーに育てる
ではまた次回に!
「働くあなたを元気にするプロコーチ」砂村よしお
12月
17日,
2022年
「肉声」を使ったマーケティング???
先日、プロコーチ同士の懇親会に参加した際に、親しくしている男性コーチから
「砂村さんは、声がいいよね!」
と言われました。
「そうそう、それがプロコーチとして一つ、差別化になりますね!」
と今度は、女性コーチからのフィードバック。
これは私が常日頃から、皆さんに伝えていること! つまり、
『自分の強みや得意技は自分では意外に見えないもの。だから、相手の方やクライアントには積極的にその方の「強み」や「得意技」を伝えてください!』
そういう私自身が、まさに自分のことに気付いていなかったことに、コーチたちのフィードバックで気付きました。
「声が良いのか!」
そう言えば、会社員時代によく言われたことを思い出しました。
電話で仕事の話をして、受話器を下ろす際に、
「電話でしかお話したことがないですが、声が素敵ですね!」
「え、ありがとうございます。でも声だけですか?(笑)」
と、照れ隠しに、こんな冗談めいた言葉を返していた。こんなことが何度かあったように記憶している。
この強み(?)を活かすことは出来ないだろうか?
そんな話をしていたら別のプロコーチからは、
毎朝、元気づける言葉を伝える
「モーニング・トーク」
というサービスも良いかも?と助言されました。
なるほど!
皆さんはスマホでビデオや映画、YouTubeなど「映像」を観ることが多くなっているように思います。もちろんAmazon PrimeやNetflixもしかりです。ということは、
「目が疲れているかも?」
肉声を使ったマーケティング活動も、検討の余地がありそうですね!
実際にGoogleで検索すると
「音声マーケティング」
には、様々な情報が得られ、既に実践されています。
しかし、自分オンリーの声質?(こんな言葉があるかどうか不明)と自分独自のコンテンツを開発すれば、何かマーケティングや集客に役立つかも知れません。
来年に向けて、少し検討したいと思い始めました。
ではまた次回に!
働くあなたを元気にするプロコーチ、砂村よしお
12月
12日,
2022年
毎日の「細切れ20分」読書タイム!
「時間が無い!」
「毎日忙しくて、本を読む時間が取れなくて困っている!
こんな声をよく聞きませんか?
このブログを読んでくださっているあなたが、そう悲鳴を上げているかも知れません。
そういう私もなぜか、時間が無いと嘆く日々です。
特に自己啓発のための時間を確保するのが難しく感じることが多いです。
仕事や締め切り案件は、終えないとまずいことになるので、好き嫌いに拘らず対応しますが、
「緊急ではないが、重要なこと」
は、つい後回し。
読書などはこの典型的な例だと感じます。
本を読まなくても直近で困ることは少ないですものね!
しかし「本中毒」の私は、たまに禁断症状が現れます。
なんと表現したら良いのでしょうか?
本を読まないことで、知識が急激に流出するというか、抜け落ちる感覚。
「うーむ、これはやばい!」
それで最近始めたのが
「細切れ20分読書タイム」
その表現通り、20分という「すきま時間」を作って、その時間に本を読む、という習慣です。
たった20分???
20分?と軽んじてはいけません。タイマーできちんと20分を計測します。そして「よーいドン!」で、本を読み始めます。
20分という時間は、結構長いです。でも集中すると意外に短いです。微妙な時間の長さですね!
毎日多忙のあなたも、一日のうち「20分」くらいは確保できると思います。
ぜひ試してみてください、
「細切れ20分読書タイム」
ではまた次回に!
働くあなたを元気にする「プロコーチ」、砂村よしお
11月
27日,
2022年
「リーダーシップ」というものを思う時(11)No.3「部下の『何を』『どのように』観察しますか?」
これまで書き続けているタイトルのブログシリーズ、
「リーダーシップというものを思う時」
今日は、リーダーを支える「部下」に焦点を当てようと思います。
上司や管理職は、自分の部課やチームの部下をよく「観察」する必要があります。
観察?
はい、そうです、観察です。
何回かに分けて、部下を観察することについて綴って行こうと思います。
章立てはこんな感じでしょうか?
第一章:部下を観察する目的(完了)
第二章:部下の「何を」「どのように」観察するのか(本日)
第三章:観察したことを、どのように活かすのか
【第二章:部下の「何を」「どのように」観察するのか】
では「部下を観察する」といっても、具体的に何を、どのように観察したら良いでしょうか? 今回はそれを少し掘り下げてみましょう。
私は次の三つの視点で観察したらよいのではないか、と考えています。
1.部下の「ノンバーバル」な反応を観察する
2.部下の「変化」を観察する
3.部下の周りとの「関係性」を観察する
1.部下の「ノンバーバル」な反応を観察する
(1)ノンバーバルな反応、即ち言葉になっていないけれど、部下が意識的、もしくは無意識に伝えていることを観察する、というものです。
例えば「表情」です。言葉では「はい、分かりました」と返答しつつも、表情がくぐもっているような場合。部下は何かを伝えたいのだ、と察知したいですね。
(2)他のノンバーバルの実例としては「言葉に詰まる」こと。また、行動や反応が少し粗野になる、ぶっきらぼうになる、なども挙げられます。
ひょっとしたら部下の中に、何らかの拒否反応や腹落ちしていない、不安・不満があるかも知れません。
(3)上記のような「ノンバーバル」な反応を、実は上司である皆さんは、既に気付いているかも知れません。
しかし、恐らくそれをことさらに採り上げずに、横に置いてしまっているケースが多いのではないでしょうか?
部下を観察して、上司として先ずはこれらの事象を認識することから始めたいです。
2.部下の「変化」を観察する
(1)部下自身の「変化」に注目したいです。
変化とは例えば「1on1ミーティング」を導入して暫く経つと、部下の言動に変化が現れてくることがあります。
具体的には、相談の頻度が増えた・減った、発言がポジティブになった、部下の周りの社員への態度がソフトになった、などなど。
実は当の本人は、自分の変化には意外に気付いていないもの。それを上司としてぜひ伝えてあげて欲しいです。
(2)また変化は「成長」や「前進」に繋がっていることが多いです。
それは知識だったり経験だったり、多岐にわたる可能性があります。そこを上司としては見逃さずに本人に伝えると同時に、人事評価にぜひ活用したいです。
3.部下の周りとの「関係性」を観察する
(1)前回、部下や社員一人一人の能力開発は必要だが、これからはチームや集団で成果を上げていける体制を創って行くことが必要と伝えました。
これは即ち「関係性」を意識して構築できるかどうか、ということです。そういう視点で部下の在り様や変化を観察して欲しいです。
(2)たまにこのような部下がいます。上司である皆さんには従順で物わかりの良い部下のようですが、一方、部下の同僚や下位者に対して高圧的だったり、物言いが上から目線だったりするのです。
この状況では、いくらその部下が単独で成果を上げられる能力があったとしても、もう一段上のリーダーとしては難しい場面が出てくる可能性があります。
従ってこの観点でぜひ観察が必要です。「組織全体」の目標達成を促す、という発想をぜひ伝えたいです。
いかがでしょうか?
部下の「何を」観察したら良いか、少し具体化されましたでしょうか?
ではまた次回に!
働くあなたを元気にする「プロコーチ」、砂村よしお