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讃岐の国 こんぴらさんの秘酒 『凱陣』

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讃岐の国 こんぴらさんの秘酒 ...
 
 四国は讃岐のこんぴらさんの東にある古くからの酒蔵が残るとこ。
この酒蔵の中で幕末の志士、桂小五郎や高杉晋作が潜伏していたそうです。
当所は幕末時代は天領で交通の要所、こんぴら参りで人の往来が多かったので、
きっといい情報が集まる所だったのでしょう。
 
 幕末の志士たちは酒蔵の中でおいしい酒を飲みながら、日本の将来を語っていたことでしょう。

  
    『凱陣 手造り純米酒』   丸尾本店   香川県仲田郡琴平町

        使用米:オオマト(香川産)  精米歩合:55%  日本酒度:+10 
        酸度:1.6  アミノ酸:1.0  酵母:熊本9号

讃岐の新米を使用。 空海ゆかりの満農水系の伏流水を使用。 

日本酒度+10という辛口の酒ですが、酸度とアミノ酸のバランスと水が良いのか、見事な味の酒に仕上がっています。


   ★この酒を、同じく瀬戸内海産の、「〆めさば」 でいただきました。



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源氏物語の光源氏は渡辺のルーツです

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源氏物語の光源氏は渡辺のルーツ...
 
 『源氏物語』 の劇場映画が放映されていますね。
その主人公、「光源氏」 は何と! 源融(とおる)がモデルといわれ 「渡辺」 のルーツ、遠祖なのです。

  ★あなたの姓のルーツを調べると面白い事が分かるかも。

 
 【渡邊(渡辺・渡部)氏 の由来】
渡辺は渡部とも書かれ 「ワタナベ・ワタベ・ワタリベ」 と読み、渡部は古代の職業部の一つである。
船で人を運ぶ仕事に従事した人々が渡部で、その起源は古代に遡る。

一方、渡辺は嵯峨天皇の皇子から出た嵯峨源氏の流れである。
中国文化を好んだ嵯峨天皇は皇子や皇女に融・信・定・常など一字名を付け、源姓を授けて臣籍に降した。
 
渡辺は、嵯峨天皇の皇子、左大臣 源融(とおる)を遠祖とする。
★源融は 『源氏物語』 の主人公 「光源氏」 のモデルともいわれる人物です。

源信は相模や武蔵などの守や介を歴任して、子孫は東国に広まった。
源融の子、源昇は正三位大納言、民部卿に上り、融の孫源仕(つこう)は武蔵守となり、
武蔵国足立郡箕田(埼玉県鴻巣市)に下向し、箕田仕と称した。

源仕の子、源宛は平忠常と武勇を競って、勝負がつかず引き分けたことが 『今昔物語』 に記されている。

その源宛の子が、源頼光四天王の一人として有名な渡辺綱である。
 ★『源融(光源氏)』 の 「玄孫(やしゃご)・4代目」 が渡辺綱となります。

★渡辺綱(わたなべの つな/953年~1025年)は、平安時代の武将。
嵯峨源氏の源融の子孫で、正式な名は源綱(みなもと の つな)。
坂田公時、平貞道、卜部季武とならんで 「源頼光の四天王」 と称された。
大江山の酒呑童子退治や羅生門の茨城童子の腕を切り落とした逸話で有名。
摂津国西成郡渡辺(現在の大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺)は母方の故郷。
源満仲の娘婿である仁明源氏の源敦の養子となり、父源宛の死後、母方の摂津に住み、
渡辺源次綱(わたなべ の げんじ つな)と称して渡辺氏の祖となった。

兵庫県川西市西畦野の小童寺の境内に綱の霊廟がある。
東京都港区三田2丁目の綱坂は、付近が渡辺綱の出生地という伝承から。
長運寺(港区三田4-1-9)には渡辺綱大明神像があり、渡辺綱の額が寺宝として保存されている。

港区三田の綱坂。近くで渡辺綱が生まれたという伝承がある。事実とすれば、ここも渡辺のルーツのひとつ

渡辺氏は、旧淀川河口付近難波江(中央区渡辺町付近)を本拠地に、渡辺党という武士団をつくり、
(かつて対岸へ渡る渡船口で渡しの舟守り渡部が居住していたことから、渡辺と呼ばれるようになったところ。)
瀬戸内海の水運を握り、水軍の棟梁的存在でもあった。
また皇室領の大江御厨を統轄し、御所では天皇の身辺警護(滝口の武士)や、衛門府、兵衛府などの官職に就いた。

いまも渡辺橋があり、最近、京阪電車の延伸で渡辺橋駅も生まれた。
 
綱の子孫は摂津渡辺党という武士団に成長、以仁王を奉じて源頼政が挙兵すると、その配下として活躍した。
以後、渡辺氏は各地を転戦し、その戦いぶりは勇猛をもって知られた。
戦国時代になると、武田・今川・織田・徳川・毛利など有力戦国武将に仕え、渡辺氏は全国に広まっていった。
山梨県では、「嵯峨源氏の後裔十六世。武田氏に仕えて功あり」と 『甲斐国志』 に記され、
古くから甲斐の豪族として勢力をもっていたことが知られる。
いまも甲府市では20人に一人が渡辺姓で、県下第一の大姓となっている。

一方、肥前国にも渡辺一族が広がり、松浦水軍として名をあげた。
これは肥前国の検非違使に任じられた綱の孫久が、肥前国松浦郡御厨に下向したことに始まる。
松浦郡に土着した久の子孫は、
御厨・松浦・志佐・有田・伊万里・波多・鶴田・有浦・山代・青方・石志・佐志などが分出した。
興亡のすえに松浦氏が戦国大名化し、近世は平戸五万石の大名として生き残った。
 
渡辺氏は、海上交通を通じて日本全国に散らばり、各地に渡辺氏の支族を残したのである。
渡辺氏と渡部氏は本来、その起こりは別のものだが、いまでは同化してしまった。
とはいえ、渡辺氏は全国的に分布しているのに比べ、渡部氏が日本海沿岸に多いのは発祥の由緒を伝えていて面白い。
 
中世、渡辺氏は一字名を名乗る者が多かったが、その伝統は嵯峨天皇の命名に始まったものである。
また、渡辺氏の家紋「三つ星に一文字」は「渡辺星」とも呼ばれ、渡辺氏のシンボルマークともなっている。
「一字名」 と 「渡辺星」、渡辺氏はまことに個性的な一族といえそうだ。


前記した地名の渡辺は、中世に摂津国の旧淀川河口近くに存在した渡辺がもっとも有名である。
この渡辺は渡辺津と呼ばれる港であり、現在の大阪市中央区の天満橋から天神橋の間辺りにあった。
また、「渡辺」のルーツで有名な神社が坐摩神社である。(社号は「いかすり」と読むが、通常は「ざま」)
現在地の住所は大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺3号と言うが、1988年の地名変更まではここを渡辺町と言っていた。
渡辺の名のルーツが消えるのに反対する運動が渡辺姓の末裔の間で起こり、
結局は丁目○番○号の○番の部分に渡辺の名が用いられることになった。

大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目1番、2番、3番、渡辺の順で街区符号が設定されている。


渡辺星で知られる渡辺姓は渡辺綱から出た名流!
渡辺(渡部・渡邊・渡邉・渡鍋・渡多辺・綿鍋・和田鍋・綿部・綿奈辺・競)
渡辺という苗字のルーツは、他の苗字のように全国いろいろな場所で発祥した苗字と違って、特定の一箇所から発祥。
わずか一箇所の地名から生まれた姓がこれほど全国に広がるなんて、これはすごいことです。

地下鉄の本町駅、御堂筋の方、南御堂と伊藤忠の裏側に面した所に大小三つの鳥居が組み合わさった珍しい三鳥居。
ビルに囲まれたその神社が渡辺姓の発祥地という坐摩神社である。
正式には“いかすり神社”というらしいが、大抵は“ざま神社”と呼ばれている。
この神社のある所がかつての渡辺の地で、渡辺姓のルーツの地。

摂津国一之宮の坐摩神社。大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目渡辺3号。

少し前の姓氏事典には、渡辺姓の発祥地を摂津国西成郡渡辺、現在の大阪市東区渡辺町であると書いてあった。
しかし、最近の本には、現在は渡辺という地名はないなどとも書かれていたりする。
そこで神社の住所を調べてみると“久太郎町四丁目渡辺”と、番地の代わりに渡辺がついている。
元はこの一帯は渡辺町だったのだが、昭和63年(1988)の地区統合に伴う地名変更の際、
渡辺町は消える予定であったが、
渡辺の名の消滅に対し反対が強く、丁目の次の番地の代わりに渡辺の名を残すことで決着をみたという。

かつてここの社地は、渡辺津といわれて栄えた淀川河口の港町であった。
左大臣源融(とおる)を祖とする嵯峨源氏の源綱が渡辺津に住んでこの神社を掌り、
渡辺綱と名乗って渡辺氏の祖となった。
 
さらに、渡辺綱の子孫の渡辺党は源頼政の配下として活躍、南北朝から戦国期にかけて各地を転戦し、
その戦いぶりは勇猛をもって知られた。この系統は戦国末期、武田・今川・織田・徳川・毛利など有力戦国武将に仕え、
また、肥後の松浦党などの水軍として、渡辺氏は全国に広まっていった。

“嵯峨源氏の後裔十六世 武田氏に仕えて功あり”と 『甲斐国志』 に記され、
古くから甲斐の豪族として勢力を誇っていた渡辺氏は、現在でも山梨で大姓一位を占め、
栃木、新潟、静岡では二位となっている。また、東北地方や愛媛、島根などで「渡部」姓も多く見かけるようだ。
 
苗字のルーツがひとつだけというだけではなく、渡辺姓の家紋も通称“渡辺星”と呼ばれる、“三つ星に一文字”。
たしかに渡辺氏の家紋は、他に、
三つ星、重ね三つ星、丸に三つ星、渡辺扇、柏、蛇の目、笹竜胆、月に夕顔なども見かけるが、
ほとんどは三つ星に一文字の渡辺星で、この家紋は渡辺氏の独占紋である。

三つ星に一文字は、戦場における一番槍、一番乗りを意味し、また、一文字は“カツ”とも呼ばれ、
いかにも武人らしい家紋となっている。

  【森岡浩日本人の名字】 【プチたび】 【渡辺姓の探検室】 【渡辺星(お皿に団子)】 【姓氏と家紋】 (参考)



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