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No.199 ティームティーチングが機能するためのコツ②

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No.199 ティームティーチ...
授業が始まって1週間。
ガイダンスで、授業の進め方、ノートのかき方、ワークの取り扱い方、評価についてなどの話が終わり、いざ教科書を基に授業に入っていく頃かと思います。
 
前回は、ティーム・ティーチングについて全般についてお話しました。
今回はT2の役割についてです。
 
現在私は、主にT2として、小学校算数の少人数指導にあたっています。
その授業の中で、意識している点を中心にお伝えします。
 
 
①教科担任(授業者)の指導方法を汲み取って、授業者をサポートする
授業者には、それぞれの授業スタイルがあります。
そのスタイルは、授業者本人のやり方と児童・生徒の実態に合わせて創り上げているもの。
特に小学校は学級担任制なので、様々な教科を含めて授業スタイルを確立していきます。
発問や児童・生徒に考えさせる時間や間合い、○つけの方法、答え合わせの方法、・・・など。
 
T2の立場からすると、授業者に聞かなければ分からないことはある。
しかし、指示を待っているのも時間が過ぎてしまうだけである。
なので、「今は~~をした方がよいかな?」と、指導者の視点で授業に参加をする。
 
例えば、算数の授業で練習問題を解かせている時間。
授業者がたまたま個別指導に入ってしまい、他の子を○つけで待たせてしまっている。T2の先生は机間を回っている。
この時、どのようにすればよいでしょうか?
 ・授業者はT2とバトンタッチして、授業者が全体を見る
 ・T2がそのまま全体を見て(○つけにひとまず入る)、その後バトンタッチ
 

②児童・生徒の前で、突発的に授業者を差し置いて教科指導をしない
T2が言いたい気持ちも分かるが、ひとまず一旦待つ。
もしかしたら、授業者が「敢えて」間違えたことを言って、それに気づかせる授業プランを立てていることもあり得る。
それは授業者の普段からの流れを読むことが必要である。
ただし、本当に間違えていたら、
 ・そっと授業者に伝える。
 ・やむを得なかったら、その場でT2が訂正をする。担任と子どもとの関係性をよく見極める必要がある。
 

③程よく児童・生徒に声かけをする
「程よく」の加減は、担任より出すぎないことが一つの目安。
あくまでメインは授業者。しかし、T1が気づいていないこと(行き詰っている、普段と様子が異なる等)については、むしろ積極的に声をかけていく。また、授業の雰囲気を察知した上で、和やかにしたい場合は明るいトーン、逆に引き締めたい場合は低いトーンとセリフで個々に声かけをしていく。
 
 
T1とT2の関係やバランスなど、こまめに情報共有をとっていけるとよいですね。
一つでも参考になれれば幸いです。
私も、皆さんと同様、ひとりでも多くの児童・生徒のよさを引き出していきたいと思います。
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