ロイヤルコペンハーゲンのヌートリアのトレイである。作家はTheodor Madsen、時代は1904年から13年の間。コレクター本ではビーバーの灰皿となっているが、尻尾が短いので、おそらくヌートリアだと思われる。なかなか珍しいものと思われるが、恵比寿の西洋骨董店でずっと売れなく、先日、バーゲンに出されたので購入した。
先日、雪が降り、とても寒かったので、晩ご飯はクリームシチューとなり、久しぶりに125年以上前のロイヤルコペンハーゲンのブルーフラワー、カーブの深皿を使っての食事となった。この深皿、たっぷり入るので、うちの奥さんがよく好んで使う。約230年前のブルーフルーテッドの深皿の方もよく使うのだが、只今、郡山市立美術館の展覧会に出展中なので我が家にはない(はずである..)。シチューを入れてしまうと花の絵が見えないが、この時代の絵付けは勢いがあり、とても奇麗で気に入っている。
ビング&グレンダールのクリスタルグレイズである。時代は1900年頃。右側の大きい方の作家はアウグスト・ハリンである。おそらく、左側の小さい方もハリンだと思うが定かではない。恵比寿にある西洋骨董店からB&Gの結晶釉が入ったので見に来てほしいと連絡が入ったので出かけた。思えば、一番最初にB&Gの結晶釉(http://home.h00.itscom.net/shiokawa/BGcrystal.html)を購入したのもこの店であった。
ドイツのメーカー、カール エンスのダンサーです。高さは21cmあります。よくできています。色釉のように見えますが、おそらく釉下彩だと思われます。イングレイズの可能性もあります。昨日の地震(震度4)で、このフィギャリンが倒れるのではないかと思いましたが、底に虫ゴムが貼ってあり大丈夫でした。被害は台所にある洗剤のボトルが倒れただけでした。
お正月にHPにいくつか陶磁器をアップしたが、3日の晩からタイへ行ったので、ブログにアップすることをすっかり忘れていた。ということで、鍋島焼大五作の鷹置物である。高さ30㎝ ある。鍋島焼は基本的に染付なので、やはり基本は白磁で、目の黒は上絵付、岩と波は茶の色釉かな。もしかしたら釉下彩かもしれない。ロイヤル コペンハーゲンに負けず、とてもよくできている。
ロイヤル コペンハーゲンのブルーフラワー8046番のデミタスカップ&ソーサーである。久しぶりにコペンハーゲンの染付を購入した。時代はおそらく1907年から1913年の間に製作されたものである。この時代のブルーフラワープレインにおける花の絵は、カップの横ではなく正面に描かれており、花をメインに撮影すると取手が隠れてしまう。また、おそらくペインターのお遊びでカップの中に絵が描かれている。同じ頃の8040番を3客持っているので、参考にアドレスを掲載しておく。http://home.h00.itscom.net/shiokawa/RCBF3.html
来年の1月30日から郡山市立美術館で開催される「日欧プライベートコレクション ロイヤルコペンハーゲンと北欧デザインの煌めき アール・ヌーヴォーからモダンへ」展のリーフレットが出来上がり、美術館ホームページの企画展にアップされました。ということで、塩川コレクションのHPにアップおよびリンクを貼りました。
マイセンの「農婦と雪の風景図チャージャー」である。直径35㎝あり、時代は1910年頃で、作家はおそらくルドルフ・ヘンチェルである。このチャージャーはアンティーク・アーカイヴが出した「新版 マイセン磁器の絵付け展」に掲載されている。釉下彩作品なので、本を購入した時から勧められていたが、先にマリアナ・ホストの「マーマンとカモメ」を購入したので見送っていた。しかしながら、2年経っても売れなかったみたいで、先々月訪れた時に、再度勧められて買ってしまった。ということで、今年の一押しはこれかな.. さて、いよいよ本日、ギターのクリスマス会、本番です。頑張ります!
先日、久しぶりに撮影したので、そろそろ少しずつアップしていきたいと思います。まずは、ロイヤルコペンハーゲン、フレンチブルドッグのフィギャリン。時代は1923年から1928年で、高さ17㎝、作家はクヌー・キューンです。