三菱合資会社神戸支店として1900(明治33)年に建てられ、1945(昭和20)年からは三菱銀行神戸西支店、1977年からは 「ファミリアホール」 として使用されていた建物跡地に計画されたマンションの全貌が宣伝され始めています。
重厚な御影切石積みの建物の外壁だけを残す手法が用いられ、外壁だけを残した 「神戸地方裁判所」 の保存方法と同じです。
マンションとしての計画建物は、超高層制振タワーとして地上33階建て、総戸数352邸の規模です。
8月には、詳しいパンフレットが出来上がるようですが、JR神戸駅から徒歩5分、阪神西元町駅から徒歩1分、ハーバーランドまでも徒歩5分ほどの環境ですので、あとは分譲価格が気になるところです。
1929(昭和4)年、神戸市灘区の摩耶山中に建てられ、最近まで20年以上放置されてきた旧「摩耶観光ホテル」を保存し、国の登録文化財になるための資金をインターネット上で募る、クラウドファンディング が始まっています。目標額は8月28日までに500万円。一定金額以上の出資者には建物内部の撮影ができるなどの“特典”もあり、企画するNPO法人などは広く支援を呼びかけている。
同ホテルは昭和初期のモダニズム文化を感じさせる建築ながら、長年の放置で廃虚化。独特の雰囲気が人気で、映画の撮影などにも使われている。今年3月からは地元の市民団体 「摩耶山再生の会」 による歴史遺構を訪ねる催しの中で、外観が見学できるようになった。
建物は老朽化が進み、雨漏りも激しい。不法侵入者への対策も不可欠。そのため、産業遺産の保存・活用を手掛けるNPO法人「J-ヘリテージ」(神戸市兵庫区)、建築士らでつくる同法人「ひょうごヘリテージ機構H2O神戸」、所有者の日本サービス社(大阪府箕面市)の3者で、6月29日にクラウドファンディング「摩耶観光ホテル保存プロジェクト」を始めた。
500万円が集まれば、登録文化財の申請に必要な調査と資料作成▽屋上にシートを張るなどの雨漏り対策▽昨年設置した機械警備と防犯カメラの費用回収に当てられます。期間内に目標額を達成できなければ、出資者に全額返金されます。
1口3千円以上。1万円の出資者には、ホテルの部屋鍵を模したキーホルダーかメモ帳セットを贈る。2万円では、建物の調査に10人一組で同行し、内部の見学・撮影が1時間程度できる(先着200人)。10万円だと一組2人までの少人数で3時間ほど見学・撮影ができる(同20組)。14歳未満は内部に入ることができない。撮影データは同プロジェクトへの提供が必要ですが、私的利用もできます。
阪急電鉄が、2021年春の竣工を目指して進めている「神戸阪急ビル東館 建替計画」において 解体工事 が完了し、新築工事に着手しています。
1936(年昭和11)年三宮駅と一体で建設した旧神戸阪急ビル東館は、1995年1月の阪神・淡路大震災で被災し解体。1995年12月に 暫定的な駅ビル として開業しましたが、2016年4月に本格的な建て替え計画を決定し、同年8月から解体工事を行なってきた。新しい神戸阪急ビル東館は、神戸の中心地・三宮のランドマークとなるような規模になっています。
同計画では、 神戸市営地下鉄(山手線)との乗り換えの利便性の向上や公共的空間の創出を図るなど駅の整備を一体的に行うとともに、「旧神戸阪急ビル東館」のデザインを新しいビルの低層部で再生。東側には、大きなアーチ状の窓と円筒形の立面を配して旧ビル(初代)のイメージを継承させています。
地下3階地上29階建てで面積は約2万8,850平方メートル。ホテル、オフィス、商業施設等から構成され、このうちホテルは阪急阪神ホテルズが展開している宿泊主体型ホテル「レム(remm)」が入居する。また、最上階には展望フロアを整備し、みなと街神戸の景観を楽しめるとともに、オフィスフロアの最上階(15階)には神戸市が検討する産学交流拠点を誘致していく予定です。
JR三ノ宮駅の 「ターミナルホテル」 の建て替え工事もあり、神戸の玄関口の様変わりが今後一挙に進みそうです。
神戸港開港150年記念事業の一環として、昨年6月30日(木)に起工しました神戸港福利厚生施設「神戸ポートオアシス」が竣工、本日完成披露式典が10時より行われました。
一般の利用は、7月1日(土)からです。
フェリーターミナルがある新港第3突堤の北側にあり、約2400平方メートルの敷地に、鉄骨造5階建、延べ面積約4600平方メートルの施設で、工事費は約17億円です。
1階は食堂(120席)とコンビニエンスストアが入り、2・3階は400席の多目的ホール。4・5階は事務室のほか、海側を眺められる会議室が設けられています。
港の新たな玄関口として、有効に活用してもらいたいものです。
かねてより遅れ遅れの工事進行でした~兵庫運河周辺エリアに関西地区最大級の「食」特化型モール~ 「イオンモール神戸南」 が9月のグランドオープンに先行して6月30日(金)に第一期オープンします。
当モールは、兵庫区南部の「神戸市中央卸売市場本場西側跡地」に位置しています。神戸市中央卸売市場本場に隣接した立地特性を活かし、同市場とコラボレーションした一大マーケットの展開、市場ならではの臨場感溢れる食の体験、神戸ブランドの提供など、毎日の生活に欠かせない“食”を中心に、地域の住民の日常に寄り添う神戸市内の新たなランドマークとして、地域と一体となり、まちの賑わいを目指しています。
モールコンセプトは、『ハッピーをめしあがれ!』。食を中心としたライフスタイルや、創り、味わう食のシーンなど、人生に溢れる様々な食のニーズに対応。第一期として、当モール最大の特徴であるイオンスタイル神戸南を含むマルシェゾーンを開業し、9月中旬に全館を開業します。
ドン・キホーテは6月16日(金)、神戸市垂水区に「MEGAドン・キホーテ神戸学園都市店」(神戸市垂水区小束山手2-1-1)をオープンします。
学園都市のニュータウン入口に位置し、毎日市場から仕入れる驚安日配品を展開してお客の日常使いを促進する。
近隣に5つの大学を構える地域の特性から、化粧品やカラコンといったコスメなど、スマホパーツなど若者に人気のあるトレンド商品も充実させた時間消費型ショッピングを狙っています。
店内はカートやベビーカーでも買い回りしやすいレイアウトを施し、ゆっくりと買い物できるほか、オリジナルブランド「情熱価格」を中心に、求めやすい商品から高品質の商品まで幅広いラインナップでライフスタイルを提案する。
店舗は港町である神戸市にちなんで海をイメージした外壁やヤシの木など、地域色のある外観を施し、近隣施設とともに地域の憩いの場となるアミューズメントエリアを目指しています。
本日のグーグルのトップページのロゴは、世界的女性建築家<ザハ・ハディッド>が描かれていました。
グーグルのトップページに出てくる人物は、たいてい生誕何年とかの節目の人が取り上げられるようで、一昨日の5月29日は、「美空ひばり生誕80年」(1937年5月29日ー1989年6月24日)ということで、豪華な衣装をまとった彼女が登場していました。
本日の5月31日は、<ザハ・ハディッド>(1950年10月31日 - 2016年3月31日)ということで、誕生日でも命日でもなく、なぜ彼女が登場しているのか同じ設計業界に身を置く立場として気になりました。
おそらく、2004年5月31日に女性としてはじめて建築界のノーベル賞と言われている「プリツカー賞」を受賞した日を記念してのことではないかなと結論付けました。
神戸市は、リニューアル(新装)を検討していた市立須磨海浜水族園(同市須磨区)について、民間資本による全面建て替えをしたうえで、完全民営化することを決めました。同水族園は5月10日に開業から60周年を迎えています。施設の多くが老朽化しており、建て替えも含めた運営事業者を2017年度中に公募・選定し、2018年度以降に建設計画を立てる。「民設民営」の施設として生まれ変わり、再オープンは2022年度になる見込み。
前身の須磨水族館が1957年5月10日に開業。87年7月には須磨海浜水族園として再オープンした。延べ床面積は約1万4500平方メートルで、イルカやペンギンなど約600種、1万3千匹を展示している。
2010年度から指定管理者が業務を担う「公設民営」方式を採用。総合建設コンサルタント「ウエスコ」(岡山市)や神戸国際観光コンベンション協会などでつくる共同事業体が運営している。16年度の入園者数は121万2750人だった。施設の大部分が建設から30年たち、建物の老朽化や水槽設備の水漏れなどが相次ぐ。市は、今後10年以上使用すると想定した場合の修繕費を約15億円と推計。財政的な負担などを考慮し、民間による全面建て替えに踏み切ることになりました。
新施設は現在と同じ場所に、同規模を予定。公募で選ばれた事業者が建て替え費用などを負担する。土地は市有地のままですが、建物などは事業者が設置し、運営も担う。着工は2019年度以降で、具体的な工事方法や閉鎖期間は未定。市観光企画課は「全面的な閉鎖はできるだけ短くしたい。市民に親しまれた長い歴史を守り、一層の魅力アップにつなげたい」としています。
キユーピーの神戸工場(東灘区深江浜町27-1)は、2016年10月から操業をしておりましたが、このたび工場見学施設が整い、本日グランドオープンを迎えています。
神戸工場では、基幹商品を効率的に大量生産するために、自動化と無人化を徹底しています。IoTにより受注からデポ移動までを自動化し、工場内ではロボットによる自動投入や2倍にスピードアップした充填機が稼働。同時に照明や換気におけるエネルギーの低減を進め、伊丹工場と比較しエネルギー使用量は50%、年間コストは58%低減する見込みです。生産能力は年間約7万8千tで初年度は7万4千tの計画です。
見学施設は、3つのゾーンに分かれていて、マヨネーズやドレッシングの製造過程や食に関する知識を楽しみながら学べます。
工場見学は完全予約制ですので、興味のある方は、同社の ホームページ を参照してみてください。
< 超高層ビル完成イメージ >
先だって4月12日は、当時日本一の高さになる「霞が関ビル」(147m)が竣工した日でした。現在は、「あべのハルカス」(300m)ですが、三菱地所が東京駅北側の常盤橋街区で計画している高さ約390メートルに及ぶ日本一の高層ビルの建設プロジェクトが、17日着工しました。
計画する4棟の建物のうち、下水ポンプ所などを備えた最初の1棟の新築工事が着工です。東京都が東京駅周辺を世界的な金融集積地域とする構想を掲げる中、その一翼を担うと期待されている同プロジェクトの10年に及ぶ再開発計画が本格的に始まりました。
今回着工したのは4棟あるうち、下水ポンプ所や事務所などを備えたD棟。地上9階、地下3階建てで延べ床面積は約3万平方メートル。2021年12月の完成を目指します。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ