2日18:00、観客数2万9377人の神宮球場にて「ヤクルト―阪神」15回戦が行われ、阪神が「5-1」で快勝でした。前夜、再点灯させた優勝に向けたマジックナンバー「36」は、対象のDeNAが巨人に勝利したため1つ減らして「35」としています。4本塁打で効果的に得点を重ねました。
2回、<小幡竜平がヤクルト先発<吉村>の直球を完璧にとらえると、打球はバックスクリーン左に4号ソロ本塁打としています。7月21日の巨人戦(東京ドーム)以来となる本塁打でした。さらに2死からは<高寺望夢>が<吉村>から2号ソロ本塁打を右翼席に打ち込んでいます。
4回、先頭で打席に立った4番<佐藤輝明が、<吉村>に2球で追い込まれた後にファウルで粘ってフルカウントまで持ち込むと、10球目の直球を左翼スタンドへ運ぶ27号ソロ本塁打としています。7月26日・DeNA戦(甲子園)以来、6試合ぶりの本塁打でキャリアハイを更新しています。
さらに、1死から<小幡竜平>が<吉村>から中堅左へ2打席連発の5号ソロ本塁打を放っています。7月21日・巨人戦に続き、プロ2度目の2打席連発でした。8回には<森下翔太>の三塁打から、<佐藤輝明>の申告敬遠の後<大山悠輔>の右前適時打で5点目を挙げています。
先発の<才木浩人>は序盤、毎回のように走者を背負いながらも粘りの投球でした。6回、先頭の<岩田>にストレートの四球を与えると、続く<赤羽>に2球連続ボールとなったところで(指先?)の治療のためにベンチへ。なんとか続投し、2死三塁のピンチで<村上>を直球三球目で空振り三振に打ち取っています。6回76球2安打4奪三振1四球1失点(自責点1)で降板。7回<湯浅京己>→8回<ドリス>→9回<桐敷拓馬>の継投でリードを守り抜いて59勝目(36敗)としています。