22日、<ベッセント米財務長官>は、米FOXビジネスのインタビューで、中国との閣僚級貿易協議を28、29両日にスウェーデンのストックホルムで開くと明らかにしました。8月12日に設定している一部関税の停止期限を延長する可能性を議論するといいます。
米国が制裁対象とするイラン産やロシア産の原油を中国が大量に輸入していることについても議論する見通しです。
高関税やレアアース(希土類)の輸出規制などを巡る対立で、両国の貿易交渉は停滞が続いています。<ベッセント米財務長官>は「中国との関係は新たな段階に進んでおり、多くのことを成し遂げられる」と自信を示しています。
さらに、「中国との貿易は非常に良好だ」と述べた上で、市場開放を迫る考えを改めて示しました。協議には米側から<ベッセント米財務長官>のほか、<ラトニック商務長官>、<グリア通商代表部(USTR)代表>が出席する見通しです。