日経平均株価(6月20日)終値3万8403円23銭
6月
20日
20日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続落し、午前終値は前日比42円77銭(0.11%)安の3万8445円57銭でした。
中東情勢の先行き不透明感を背景にした19日の欧州株安や、日本時間20日午前の時間外取引で米株価指数先物が軟調となり、日本株は売りが優勢でした。一方、アドテストやディスコなど値がさの半導体関連が買われ、日経平均株価は上昇する場面もありました。
19日には英FTSE100種総合株価指数やドイツ株価指数(DAX)など主要株価指数が下げています。中東情勢の緊迫を背景に、投資家から運用リスク回避を目的とした売りが出ました。19日は、〈奴隷解放記念日(ジューンティーンス)〉の祝日で米市場は休場でした。
<トランプ米大統領>は、19日にイランへの軍事行動の是非を2週間以内に決めると表明しています。イランとの交渉が近いうちに実現する可能性も伝わっているようです。市場では、<トランプ大統領>もイラン最高指導者の<ハメネイ師>双方とも有利な条件を引き出すため、期限ぎりぎりまで決断を下すのは難しそうで、明確な手掛かりが乏しいなか、持ち高整理の売りが出やすくなっています。
終値は小幅に続落し、前日比85円11銭(0.22%)安の3万8403円23銭で終えています。