米国、12カ国からの入国禁止
6月
10日
9日、イランやアフガニスタン、ミャンマーなど12カ国を対象に、<トランプ米政権>が打ち出した入国禁止措置が施行されました。 適用は、米東部時間9日午前0時01分(日本時間同午後1時01分)に発効されます。
中東・アフリカの途上国が主な対象で、移民や難民の受け入れが厳しく制限されることになります。
入国が禁止されるのはイラン、アフガン、ミャンマーに加え、チャド、コンゴ共和国、赤道ギニア、エリトリア、ハイチ、リビア、ソマリア、スーダン、イエメンです。
ブルンジ、キューバ、ラオス、シエラレオネ、トーゴ、トルクメニスタン、ベネズエラからの渡航も一部制限されます。
<トランプ大統領>は、1期目にもイスラム教徒が多い7カ国からの入国を禁止し、連邦最高裁は2018年にこの措置を支持する判断を下しました。その後、民主党の<バイデン前大統領>はこの禁止令を「国家の良心の汚点」と呼び、2021年に撤廃しました。
<トランプ大統領>は、4日に布告に署名し、「米国が確実に審査できない国からの移民を受け入れない」と表明していました。