25日、自動車の伝統のインディアナポリス500マイル(インディ500)が、米インディアナ州のインディアナポリス・モータースピードウエーで200周(1周約4キロ)の決勝が行われ、2番手からスタートした<佐藤琢磨>(ホンダ)は11位でした。
<佐藤琢磨>は47周目に2度目のトップに立ちましたが、87周目の3度目のピットストップ時にタイヤがロックして停止位置をオーバーラン。大きく順位を落とし、13番手から2つポジションを上げるのが精いっぱいでした。
6番手から出た<アレックス・パロウ>(28:ホンダ、チップ・ガナッシ・レーシング)が残り14周でトップに立ち、今季インディカー・シリーズ5勝目。スペイン人として悲願の初優勝を飾っています。2位は2022年覇者の<マーカス・エリクソン>(34:ホンダ、アンドレッティ・グローバル)で、ホンダ勢がワンツーフィニッシュを果たしています。
インディ500は今回が109回目の開催になります。<佐藤琢磨>は2017年に日本人として初優勝を果たし、2020年に2勝目を挙げています。