ダウ平均株価(4月28日)終値4万0227ドル59セント
4月
29日
28日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5営業日続伸で始まりました。、米トランプ政権と貿易相手国の関税交渉の進展や米中貿易摩擦が緩和に向かうとの期待などから戻りを試す展開が続いています。主力株の一角が物色されています。
<ベッセント米財長官>は、28日の米CNBCのインタビューで、関税交渉を巡って「インドが最初の取引になるかもしれない」と合意が近いとの見解を示しました。米中が互いに報復としてかけている高関税については改めて「持続可能ではない」との認識を示す一方、貿易摩擦が緩和にむかうかどうかは「中国次第だ」とも述べています。
27日の米ABCとのインタビューで<ベッセント米財長官>は<トランプ大統領>が中国の<習近平国家主席>と直接話しているかについては「知らない」と答えています。米中貿易交渉を巡っては依然として不透明な点が多く、<トランプ政権>が対中姿勢を和らげたことは引き続き投資家心理の支えとなっています。
今週は30日にマイクロソフトとメタプラットフォームズ、5月1日にアップルとアマゾン・ドット・コムが四半期決算を発表します。1〜3月期の実績は底堅かったとみられていますが、収益見通しや幹部発言からハイテク企業を取り巻く環境を見極めたい市場参加者が多く、相場の上値を抑えている面があるようです。
ダウ平均株価は、前週末比114ドル09セント(0.28%)高の4万0227ドル59セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比16.81ポイント(0.097%)安の1万7366.13で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比3.54ポイント (0.064%)高の5528.75で終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前週末比16.81ポイント(0.097%)安の1万7366.13で終えています。
S&P500種株価指数は、前週末比3.54ポイント (0.064%)高の5528.75で終えています。