『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』@<ジェームス・ネイピア・ロバートソン>監督
4月
20日
ロシアのボリショイ・バレエ団を舞台に、完璧なプリマになることに取り憑かれたアメリカ人バレリーナの狂気を描いたイギリス・ニュージーランド合作製作の『JOIKA 美と狂気のバレリーナ』が、2025年4月25日より公開されます。
2012年にアメリカ人女性として初めてボリショイ・バレエ団とソリスト契約を結んだ<ジョイ・ウーマック>の実話を基に、華やかなバレエ界の裏側で当時のダンサーたちが直面していた過酷な現実を描いています。
アメリカ人の「ジョイ」はボリショイ・バレエ団にスカウトされて単身ロシアへ渡り、希望を胸にアカデミーに入学します。そんな彼女を待ち受けていたのは、常人には理解できないほどの完璧さを求める教師「ヴォルコワ」による脅迫的なレッスンでした。過激な減量やトレーニング、日常的に浴びせられる罵詈雑言、ライバルたちからの嫌がらせなど過酷な日々を過ごすうちに、「ジョイ」の精神は追い詰められていきます。
『17歳の瞳に映る世界』の<タリア・ライダー>が主演を務め、『女は二度決断する』の<ダイアン・クルーガー>が教師「ヴォルコワ」、『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』で主演を務めたダンサーの<オレグ・イベンコ>が「ジョイ」のパートナー、「ニコライ」を演じています。世界的バレリーナの<ナタリア・オシポワ>が本人役で登場、監督は<ジェームス・ネイピア・ロバートソン>が務めています。