『17歳の瞳に映る世界』@<エリザ・ヒットマン>監督
7月
12日
友達も少なく、目立たない17歳の高校生の「オータム」は、ある日妊娠していたことを知ります。彼女の住むペンシルベニアでは未成年者は両親の同意がなければ中絶手術を受けることができません。同じスーパーでアルバイトをしている親友でもある従妹の「スカイラー」は、「オータム」の異変に気付き、金を工面して、ふたりで中絶に両親の同意が必要ないニューヨークに向かいます。
性的アイデンティティに悩む青年を<ハリス・ディキンソン>が務めた『ブルックリンの片隅で』(日本未公開)で2017年サンダンス映画祭監督賞を受賞し、一躍注目を集めた<エリザ・ヒットマン>の長編3作目です。『ムーンライト』の<バリー・ジェンキンス>が製作総指揮に名を連ねています。