15日、米ブルームバーグ通信は関係者の話として、中国政府が国内航空各社に米ボーイングの航空機を受け取らないよう命じたと伝えました。<トランプ米政権>の対中関税引き上げへの報復措置とみられます。
国内各社に対し、米企業から航空関連の部品や機器の調達を停止するよう求める通知も出たといいます。
11日、中国政府は<トランプ政権>への対抗措置として、全ての米国産品に課す関税を(125%)に引き上げると表明。報道によりますと、ボーイング機の受け取り停止に関する指示は同日以降に出ています。
吉祥航空は既に大型機の受け取り延期を決定。中国国際航空や中国南方航空などもボーイング機の納入を控えており、今後影響が広がる可能性があります。