主力株はほぼ全面高となりました。ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が大幅に上昇したほか、東エレクやアドテストなどの半導体関連株も急伸でした。ただ、きょうの日経平均の大幅上昇は、株価指数先物の売り方による買い戻しが中心との見方も多いようです。国内外の景気や企業業績の先行き不透明感や<トランプ米大統領>の二転三転する政策方針に対する警戒感は根強く、朝方の買い一巡後は高値圏での一進一退が続いています。
市場では、4月下旬から本格化する決算発表で、今期の業績予想を『未定』や減益とする〈ガイダンスリスク〉が意識されやすく、冷静な判断が求められそうです。