作家<野中ともそ>の同名人気小説『宇宙でいちばんあかるい屋根』(2003年11月・ポプラ社)を映画化し、
『愛唄 約束のナクヒト』の<清原果耶>が映画初主演を果たしたファンタジードラマです。
14歳の「つばめ」は、隣人の大学生「亨」にひそかに恋心を抱くごく普通の女の子でした。両親と3人で幸せな生活を送っているように見えましたが、父と、血の繋がらない母との間に子どもができることを知り、どこか疎外感を感じていました。誰にも話せない思いを抱える彼女にとって、通っている書道教室の屋上は唯一の憩いの場でした。
ある夜、いつものように屋上を訪れたつばめの前に、ド派手な装いの見知らぬ老婆が現れます。その老婆「星ばあ」がキックボードに乗って空を飛ぶ姿に驚きながらも、不思議な雰囲気を漂わせる彼女に次第に心を開き、恋や家族の悩みを相談する「つばめ」でした。
「大石つばめ」に<清原果耶>、「浅倉亨」に<伊藤健太郎>、「浅倉いずみ」に<清水くるみ>、「山上ひばり」に<水野美紀>「大石麻子」に<坂井真紀>、「大石敏雄」に<吉岡秀隆>、「星ばあ(ほしのとよ)」に<桃井かおり>ほかが出演、監督・脚本は日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作
『新聞記者』や、<清原果耶>も出演した
『デイアンドナイト』を手がけた<藤井道人>が手掛けています。