日経平均株価(3月25日)終値3万7780円54銭
3月
25日
25日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは前日比273円21銭(0.73%)高の3万7881円70銭でした。24日の米株式相場の上昇や円相場の下落を受けて自動車株や半導体関連株が物色されるなか、海外短期筋による株価指数先物への断続的な買いも追い風となりました。
24日の日の米株式市場ではハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数や、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が上昇でした。25日の東京市場では東エレクなどの半導体関連のほか、TDKなどの電子部品株が上昇でした。円相場が「1ドル=150円台」まで弱含むなか、トヨタなど自動車株への買いも目立っています。
日経平均が3万8000円を上回った後は、次第に伸び悩む展開となっています。日本株は米国株の上昇に連れ高する主体性のない動きでした。米関税政策の内容が見通せない状況は変わらず、戻り待ちの売りが出やすかったようです。
終値は4営業日ぶりに反発、前日比172円05銭(0.46%)高の3万7780円54銭で終えています。