11日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は続落して始まりました。<トランプ米政権>の関税政策が米景気の悪化につながるとの見方から、株売りが先行しています。
ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数の下落率は(4.00%)と2022年9月以来の大きさでした。短期的に売られすぎとの見方もあり、ハイテク株を中心に買い直す動きが出ています。
ただ、貿易戦争への警戒感は強く、カナダのオンタリオ州政府は10日に米国の鉄鋼・アルミニウムへの追加関税を2倍の(50%)に引き上げ報復措置として、米国向けに供給する電力に(25%)の追加料金を課すと発表しています。
ダウ平均株価は、前日比478ドル23セント(1.14%)安の4万1433ドル48セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価は、前日比32.23ポイント(0.18%)安の1万7436.10で終えています。
S&P500種株価指数は、前日比42.49ポイント (0.76%)安の5572.07で終えています。