日経平均株価(3月10日)終値3万7028円27銭
3月
10日
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前週末比208円68銭(0.57%)高の3万7095円85銭でした。
前週末の米株高が支えとなって上昇して始まりましたが、時間外の米株価指数先物の下落を受けて、ほどなくして下げに転じています。その後に押し目買いが入って再び上げに転じるなど方向感を欠く相場展開が続きました。
前週末7日の米株式市場は米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>が米景気について堅調との認識を示すなか、ダウ工業株30種平均など主要3指数が上昇で終えています。主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)も大幅高となり、東京市場でもディスコやソフトバンクグループ(SBG)などに買いが入っています。
日経平均は売り優勢に転じて下げ幅を広がる場面もありました。日本時間10日午前の取引でハイテク株比率の高い米ナスダック100指数の先物「Eミニ・ナスダック100」をはじめ米株価指数先物が軟調に推移し、投資家心理の重荷となりました。
終値は、前週末比141円10銭(0.38%)高の3万7028円27銭で終えています。