5日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比25円26銭(0.07%)高の3万7356円44銭でした。
米政権はカナダとメキシコに対する関税について「関税の軽減に向けた道筋を5日にも発表する可能性がある」と米ブルームバーグ通信などが日本時間5日朝に伝えましたが、<トランプ米政権>の輸入関税の施政方針演説で、関税を巡って日本を名指しで批判しなかったのを受けて、短期筋の買いを誘いました。
ダウ工業株30種平均株価の先物で流動性の高い「Eミニ・ダウ先物」の3月物の上昇につれ、日経平均も株価指数先物の買いが主導するかたちで上昇でした。
外国為替市場ではリスクオフの動きが一服し、円相場は一時「1ドル=150円台」と、4日の海外市場で付けた高値からは下落しています。トヨタやアドテストなど輸出関連株への買いにつながっています。
終値は、前日比87円06銭(0.23%)高の3万7418円24銭で終えています。