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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(6)『告発者(下)』ジョン・グリシャム(新潮文庫)

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今年の読書(6)『告発者(下)...
『告発者(上巻)』では、「マクドゥーヴァー判事」と結託しているマフィアのボス「デュボーズ」の悪事の告発者の真意を確かめようと調査を始めました「レイシー」と「ヒューゴ」でした。
 
自動車事故と見せかけ、二人を消そうとした「デュボーズ」の企みで、「ヒューゴ」がなくなりました。重症の「レイシー」も。おせっかいな兄「ガンサー」の看病もあり、無事に復帰となり、今度はFBIと組み、調査を進めます。
 
「デュボーズ」は先住民のカジノから上納金を巻き上げ、金と暴力で部下を支配していました。邪魔者は躊躇なく始末し、海外企業を使って身を隠しているため、正体は誰にも知られていません。
 
FBIは、「アリー・パチェコ」を中心として、自動車事故の関連を調べ、実行犯を逮捕、司法取引で「デュボーズ」たちの犯罪を暴いていきます。
 
上巻での伏線を踏まえながら、小気味よいテンポで下巻は進み、捜査の顛末は、前代未聞の大規模な逮捕となり、マフィアの幹部たちは収監されて「ヒューゴー」の仇は一応取れ、死刑の冤罪の人物は助け出され、魂を売った悪徳判事「マクドゥーヴァー」も裁かれて、悪人は全て報いを受ける理想的な幕切れでした。
 
解説によりますと続巻があるようで、捜査協力した「アリー・パチェコ」と「レイシー」の関係が進展しそうで、シリーズとして楽しめそうです。
#ブログ #文庫本 #読書

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