神戸ご当地(1604)メタセコイヤ紅葉@須磨離宮公園
12月
22日
今年は気温が高い日が続いたためでしょうか、いつもならもっと早い時期から紅葉が始まります、「須磨離宮公園」の正面側(国道21号線側)の<メタセコイヤ>の並木が、例年より2週間程度の遅れでようやく紅葉しています。
離宮公園へ上る坂道を見上げますと、両側のマンションのあいだから、きれいな紅葉が望めました。
<メタセコイヤ>は、スギ科メタセコイア属の針葉樹で、1属1種しかなく、和名では「アケボノスギ(曙杉)」です。
1941年に古植物学者の<三木茂>によって化石として発見され、すでに絶滅したものと考えられていましたが、1945年に中国四川省にある「水杉(スイサ)」と同種だと分かり、「生きている化石」とも呼ばれています。
1949年、国と皇室が<挿し木と種子>を譲り受け、その後全国各地に広まりました。
葉は「モミ」に似て細長く、長さは3センチばかり、幅は1~2ミリで羽状に対生しています。
赤茶色に紅葉した後落葉し、雌雄同株として2~3月頃に花期を迎えますので、花見より先に訪れなければいけないようです。
赤茶色に紅葉した後落葉し、雌雄同株として2~3月頃に花期を迎えますので、花見より先に訪れなければいけないようです。