ダウ平均株価(11月7日)終値4万3729ドル34セント
11月
8日
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。前日に過去最高値を更新した後で、主力株の一部に持ち高調整の売りが出ています。半面、ハイテク株中心に買いが続いており、相場を支えています。
5日投開票の米大統領選では共和党候補の<トランプ前大統領>が当選、連邦議会選挙でも共和党が上院で多数派となりました。次期政権が減税や規制緩和を進めるとの期待感から、ダウ平均株価は前日に「1508ドル」高でした。前日に大きく上げた金融株や景気敏感株など、主力株の一部には持ち高調整や利益確定の売りが出ています。
7日発表の労働指標は強弱入り交じる内容でした。週間の米新規失業保険申請件数は22万1000件増と、市場予想(22万件)をわずかに上回りました。上方修正された前回分(21万8000件)から増加しています。一方、7〜9月期の米労働生産性指数(速報値)で企業の賃金負担を示す単位労働コストは前期比年率で(1.9%上昇)。市場予想(1.1%上昇)を上回っています。
7日、米連邦準備制度理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で、政策金利を(0.25%)引き下げを決めています。2会合連続の利下げで、金融緩和が米景気を支えるとの見方が改めて意識されています。(FRB)の<パウエル議長>は(FOMC)後の記者会見で「インフレはかなり和らいできた」と述べた一方、米経済については「堅調なペースで拡大し続けている」との認識を示しました。大統領選の結果は「短期的には我々の政策決定に影響を与えない」としています。
ダウ平均株価は、前日比0ドル59セント(0.0013%)安の4万3729ドル34セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比285.99ポイント(1.51%)高の1万9269.46で、連日最高値を更新しています。
S&P500種株価指数は、前日44.06比ポイント (0.74%)高の5973.10で、連日最高値を更新しています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比285.99ポイント(1.51%)高の1万9269.46で、連日最高値を更新しています。
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