長編デビュー作『こちらあみ子』で第27回新藤兼人賞金賞を受賞するなど高く評価されました<森井勇佑>監督が、<綾瀬はるか>を主演に迎え、詩人・中尾太一の詩集『ルート29、解放』にインスピレーションを受けた独創的なストーリーで撮りあげたロードムービー
『ルート29』が、2024年11月8日より公開されます。
他人と必要以上のコミュニケーションを取ることができない孤独な女性「中山のり子」は、鳥取の町で清掃員として働いています。ある日、彼女は仕事で訪れた病院の入院患者「理映子」から「娘のハルを連れてきてほしい」と頼まれ、何かに突き動かされるように姫路へと向かいます。
やがて見つけた「ハル」は風変わりな女の子で、初対面の「のり子」に「トンボ」というあだ名をつける。「のり子」と「ハル」は姫路と鳥取を結ぶ国道29号線を進むなかで、さまざまな人たちと出会いながら互いの絆を深め、からっぽだった「のり子」の心は喜びや悲しみの感情で満たされていきます。
「中山のり子(トンボ)」に<綾瀬はるか>、『こちらあみ子』で主演を務め鮮烈な印象を残した<大沢一菜>が「ハル」を演じ、「赤い服の女」に<伊佐山ひろ子>、「森の父」に<高良健吾>、「森の少年」に<原田琥之祐>、「時計屋のおばさん」に<渡辺美佐子>、「木村理映子」に<市川日子>ほかが出演しています。