22日、国際通貨基金(IMF)は発表した最新の世界経済見通しで、2024年の世界全体の成長率を「3.2%」と、前回7月時点の予測を維持しています。
2025年は(3.2%)と、0.1ポイント下方修正しています。日銀の政策金利に関しては、中期的に(1.5%)程度へ緩やかに引き上げられると予想しました。
米国、ブラジル、英国の予想を引き上げ、中国、日本、ユーロ圏は引き下げています。
(IMF)のチーフエコノミスト<ピエール・オリビエ・グランシャ>は世界経済の先行きについて「下振れリスクが増大している」と指摘。中東情勢などの地政学的リスクや、保護主義の高まりに警戒感を示しています。