18日午前の東京外国為替市場で円相場は下落でした。12時時点は「1ドル=149円91〜93銭」と前日17時時点と比べて15銭の円安・ドル高でした。
17日発表の米経済指標が景気の底堅さを示し、円売り・ドル買いにつながっています。円相場は一時、2カ月半ぶりに
「1ドル=150円台」に下落し、<三村淳財務官>は18日午前に「為替市場の動向を高い緊張感を持って注視していく」と発言したと伝わっりまし。日本の通貨当局による為替介入の可能性を意識する市場参加者も増えつつあり、下げ幅は縮小しています。
17日発表の9月米小売売上高が市場予想を上回り、米個人消費の強さを示しました。同日発表した週間の米新規失業保険申請件数も前週比で減少でした。米連邦準備理事会(FRB)の利下げペースが緩やかになるとの見方から円売り・ドル買いが先行しています。