同作は、社会人1年目を迎えた主人公「恩村優希」が、各話で過去の大切な思い出を振り返る物語です。大学時代をともに過ごした仲間との何気ない日常やつながりが、ノスタルジックに紡がれます。<清原果耶>が「恩村優希」、<佐野勇斗>(M!LK)が数学に特異な才を見出された〈ギフテッド〉の青年「徳永広海」に扮しています。
<吉川愛>が演じるのは、「優希」と同じ教育学部所属の友人「白石まひる」。裕福な家庭で育ったおっとり気質で、趣味の〈推し活〉を楽しんでいますが、心の奥には友達にも打ち明けられないトラウマを抱えた人物です。
そして<見上愛>は、「優希」や「まひる」の友人「長谷川愛莉」役です。「愛莉」はストレートな物言いが特徴で、誤解を生みそうなことも口にしますが、「優希」の小さな変化に誰よりも先に気づく繊細さも持ち合わせたキャラクターです。テーマパークでは、ライオンの着ぐるみ姿でアルバイトに励んでいます。
<望月歩>は、商学部の「和田虎之介」役で、「虎之介」はコミュニケーション能力が高く、5人の中ではムードメーカー的存在。人を思いやるがゆえに自分の気持ちを後回しにしてしまうこともあります。
なお同作の物語は、彼らが大学3年生になりたての春から始まります。仲良し3人組の「優希」、「まひる」、「愛莉」が大学に編入してきた「広海」、「広海」のピンチを初対面で救った「虎之介」と出会い、それまでとは違う日常が動き始めます。